小林は2年連続で打率最下位
6日から巨人の臨時コーチを務めている松井秀喜氏が8日、今キャンプ注目している選手に小林誠司、岡本和真の名前を挙げた。
小林と岡本について「面白い選手だと思うんだけどね」と話した松井氏。小林は昨季捕手として投手陣を引っ張り、肩でも盗塁阻止率リーグトップを記録するなど、守りでの貢献は大きい。ただ打撃では規定打席到達者の中で2年連続リーグワーストと課題を残す。
打撃向上を目指す小林は今キャンプ、松井氏からマンツーマンで指導を受ける場面も多い。守備力では他の捕手に比べてリードしているだけに、打力アップが待たれる。
三塁のレギュラーを目指す岡本
岡本は三塁のレギュラー獲得を目指す。
昨季は外野に挑戦した岡本だが、長年巨人の三塁を守ってきた村田修一が退団し、再び三塁でプレーすることになった。
4年目に向けて、このキャンプでは「外の球を逆らわないで打つこと」をテーマに打撃練習を行っている。
そして現在は、臨時コーチを務める松井氏から打撃指導を受ける岡本。松井氏は9日の紅白戦に4番で起用される予定の岡本について「岡本をずっと見てきているけど、この2、3日で言ったことがすぐに結果として出るとは思っていない。彼には早急な答えを求めるつもりはありません。1年を通して僕は見ているつもり」と自身の見解を述べた。
今キャンプ、松井氏から注目の選手に名前を挙げられた小林、岡本は期待に応えるシーズンにして欲しいところだ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)