衝撃デビュー
DeNA・細川成也のデビューは衝撃的だった。
10月3日にプロ初昇格を果たすと、同日の中日戦のプロ初打席で初本塁打を放つ離れ業。翌4日の中日戦でも、逆方向へ2試合連続となる本塁打を放った。この活躍でCSの一軍ベンチ入りを勝ち取ると、広島とのファイナルステージ第5戦でセンター前へタイムリーを放てば、ソフトバンクとの日本シリーズでも初打席で初安打を放つなどシリーズ通算2本の安打をマークした。
1年目からCS、日本シリーズを経験した細川は18日にニッポン放送で放送された『20年ぶりの頂点へ!横浜DeNAベイスターズ2018』で、「凄い勉強になりましたし、いい経験をさせてもらったと思います」と振り返った。
西武・秋山と自主トレ
2年目に向けてオフは「1年間ケガをしない体を作るということで、ランニングやウエイト、体を鍛えることから一緒にやらせてもらいました」と西武の秋山翔吾と自主トレを行った。
「守備、走塁、打撃でも色んなことが聞けて勉強になりました。守備では捕球の入り方、細かい部分で色々と送球を教えてもらえました。自分が変われたというか凄い勉強になりました」と充実の時間を過ごした。
ラミレス監督、稲葉監督も期待
キャンプが始まってからはラミレス監督が、視察に訪れた侍ジャパンの稲葉篤紀監督に細川を推薦するということもあった。
稲葉監督は「力強い打撃をしています。今年はレギュラーを掴まないといけない年でもあると思います。非常に楽しみな選手が出てきたなという感じがあります」と期待を寄せる。
ラミレス監督も「梶谷と細川が競い合って、右ピッチャーには梶谷、左ピッチャーには細川。相手投手に合わせて起用していきたいと思っています」と構想を明かした。
ラミレス監督から大きな期待を受ける細川。レギュラーのきっかけをつかむ2年目にできるか注目だ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)