読売ジャイアンツ

大矢氏、巨人・田口の7回の被弾に「あっさり打たれた」

3ランを浴びた7回を終え、肩を落としてベンチに戻る巨人・田口=東京ドーム(C)KYODO NEWS IMAGES

● 巨人 0 - 6 中日 ○
<7回戦・東京ドーム>

 巨人の田口麗斗は6回まで2失点と踏ん張っていたが、7回に試合を決定づけられる3ランを浴び、7回5失点で2敗目を喫した。

 0-2の7回、田口は二死走者なしから大島洋平を二ゴロに打ち取り、チェンジかと思われたが、二塁・吉川尚輝の送球を一塁・岡本和真が捕球できず。ここをなんとか抑えて、裏の攻撃に迎えたいところだったが、続く京田陽太に右安で一、二塁とされると、アルモンテには初球のカーブをレフトスタンドに運ばれた。

 12日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-中日戦』で解説を務めた大矢明彦氏は田口について「先発の役割は果たしていますね」と一定の評価をしながらも、「ローテーションを守ってくれるピッチャーに注文をつけるとすれば、ミスが出たところはしっかり抑えてくださいよというところですね」と苦言を呈した。7回二死走者なしから3点を失った場面に大矢氏は「エラーの後、あっさり打たれた感じがありますよね」と振り返った。

 2年連続2ケタ勝利を挙げている田口だが、ここまで2勝2敗、防御率5.59の成績。巨人が4年ぶりにリーグ優勝するためにも、“安定”した投球が求められる。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

もっと読む