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読売ジャイアンツ

山本昌氏がみた巨人・小林誠司

完封で7勝目を挙げ、捕手小林と抱き合う巨人・菅野=ZOZOマリン(C)KYODO NEWS IMAGES

 巨人の小林誠司は6月28日の広島戦を最後に、12試合連続でベンチスタートが続いている。

 2016年にレギュラーの座を奪った小林は、2年連続で規定打席到達者ワーストの打率ながらも、守備では2年連続で盗塁阻止率リーグトップを記録するなど、守備面での貢献度は非常に高い。

 しかし、ここ最近は大城卓三、宇佐見真吾といった打撃力が売りの捕手がスタメンマスクを被る機会が増えている。

 11日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-巨人戦』で解説を務めた山本昌氏は、「私は小林捕手に関してはルーキーの頃からキャッチング、スローイングのすばらしさを感じていました。リードもよくピッチャーと話し合っているなっていうイメージなんですよね」と小林の捕手としての能力を評価。

 また、投手出身の山本昌氏は、捕手としての真価が問われるのはピンチになった時だと話す。「淡々と試合が流れているときは、関係ないんですよ。ピンチの時ですよね。大ピンチだったときに、ピッチャーがどう感じるかが大事なんですよ。小林捕手のリードを私はかっているんですけどね」と太鼓判を押した。

 打撃の大城、宇佐見、守備の小林。チームを勝利に導くためにはもちろん打てることも大事になってくるが、投手を引っ張る守備力・肩力も重要だ。後半戦は再び小林は正捕手の座を奪い返すことができるだろうか。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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