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読売ジャイアンツ

巨人打線に欠かせない存在となった岡本和真

巨人・岡本和真(C)KYODO NEWS IMAGES

「今年はスイングのスピードが格段にあがりました。どうやったらここまで変わるんだというくらい変わりました」。

 11日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-巨人戦』で解説を務めた山本昌氏は、巨人の岡本和真をこう評した。

 岡本はプロ3年目の昨季、自身初となる開幕一軍を掴んだが、打撃でアピールできず開幕直後に二軍落ち。シーズン終盤に再昇格を果たすも、目立った活躍を見せることができず、3年目を終えた。

 迎えた4年目、オープン戦で12球団トップタイの15打点を挙げると、開幕してからも状態を落とすことなく、一塁のレギュラーに定着。6月2日のオリックス戦で、第89代目の4番打者として出場すると、第1打席に第10号ソロを放った。同試合から4番を座り続け、ここまで打率.300、17本塁打、51打点の成績を残す。

 山本昌氏は「弱点もあるわけですけど、弱点を補って余りある魅力がありますね」と話し、「右投手の低めのスライダーのショートバウンドみたいなボールを、振らなくなったらもっともっとこの選手は打率があがりますね。本当に将来楽しみなバッターだと思います」と語った。

 巨人が2年ぶりにAクラス入りするためにも、岡本の働きがカギを握ってくる。この先も前半戦のような打撃を披露できるか注目だ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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