○ DeNA 6 － 0 巨人 ●
＜20回戦・横浜＞

　23日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA－巨人戦』で解説を務めた佐々木主浩氏は、勝利したDeNAについて言及した。

　DeNAはソト、筒香嘉智に2本の本塁打飛び出すなど、8安打6得点を奪えば、投げては先発・東克樹が7回を無失点に抑え、巨人に6－0で勝利。

　佐々木氏は「ホームランでの点数とか、打ち合いの試合になるとベイスターズが強いですけど、接戦になってくると負けますよね」と話し、「ベイスターズに求められるのはホームランでの得点ではなくて、点の取り方というかね。今日もやっぱりホームランでの得点ですよね」とやや不満が残ったようだ。

　確かにこの日の試合も4回に石川雄洋が犠飛を放ったが、その他の5得点はソト、筒香の本塁打によるものだ。22日の巨人戦も筒香の2ランによる2点を守り切り勝利。17日の広島戦も1－4の8回に筒香の満塁本塁打、宮崎敏郎、ソトの本塁打で一挙6点を奪い逆転勝ち。繋ぐ野球というよりも、一発に頼る野球になっている。

　佐々木氏は試合後にも「本当にらしい勝ち方」と評価したが、「ホームランがないと勝てないという戦いが続いているので、良いピッチャー、エース級が来た時には抑えられることが多いのでね」と再びDeNAの戦いぶりについて指摘していた。

（ニッポン放送ショウアップナイター）