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18:00~ 巨人 × 阪神
中日ドラゴンズ

中日の9回の6失点に真中氏「勝ち切りたかったですよね」

3位争いから後退した最下位・中日(C)KYODO NEWS IMAGES

○ ヤクルト 12 - 9 中日 ●
<20回戦・神宮>

 中日のリリーフ陣がピリッとしなかった。

 9-3の9回から登板した田島慎二が先頭の西浦直亨に四球を与えると、続く代打・武内晋一に2ランを浴びる。上田剛史を一ゴロに仕留めたが、続く坂口智隆にフェンス直撃の二塁打、青木宣親の打席中にワイルドピッチで1点を失うと、青木にライト前に運ばれたところで降板。

 田島の後を受けて登板した祖父江大輔は山田哲人に二塁打を打たれ、岩瀬仁紀がマウンドへ。岩瀬は宮本丈を三振に仕留めたが、雄平に2点適時打で1点差に迫られる。ここでこの回4人目の福谷浩司が登板。福谷も悪い流れを止めることができず、大引に適時二塁打を打たれ同点とされた。さらに福谷は西浦に安打を打たれ、一、三塁とサヨナラのピンチを招く。ここでロドリゲスがマウンドに上がり、井野卓を三ゴロに仕留めた。

 9回にサヨナラ負けを逃れた中日だったが、延長11回に又吉克樹が上田剛史に3ランを浴びサヨナラ負け。中日のリリーフ陣は9回からの3イニングで9失点とピリッとしなかった。

 同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-中日戦』で解説を務めた真中満氏は9回の継投に「しっかり勝ち切りたかったですよね。(田島は)ファームから上げたピッチャーなので、今後の田島を含めて見てみたいというのはわかりますけど、結果的に失敗してしまいましたね」と振り返った。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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