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中日ドラゴンズ

根尾の起用法はどうなる?中日・与田監督の考えは…

プロ野球のドラフト会議で1位指名を受けた中日の帽子をかぶり、笑顔を見せる大阪桐蔭高の根尾昂内野手(左から2人目)=25日午後、大阪府大東市(C)KYODO NEWS IMAGES

 中日・与田剛監督は25日、交渉権を引き当てた大阪桐蔭・根尾昂について言及した。

 根尾を巡って、中日、日本ハム、巨人、ヤクルトの4球団が1位指名で競合。与田監督は「右手は私の利き手。下から2番目をという感覚で、実際は何番目なのか分からなくなってしまったんですけど…」と無我無調でくじを引いたという。根尾の交渉権獲得が決まった瞬間は「本当にホッとしましたよね。それだけです」と振り返った。

 根尾は高校時代、投手と野手の“二刀流”を高いレベルでこなしてきた。これまでアマチュア時代に“投手”と“野手”のどちらも素晴らしいプレーを見せてきた選手たちはいるが、プロ入り後、投手か野手のどちらかに選択するケースが多く、プロ入り後も“二刀流”を貫いたのは大谷翔平(現エンゼルス)しかない。

 与田監督は「全てにおいてレベルが高い選手。上手く育つように本人が一番いい形で、力を伸ばしてあげられるような起用法になると思います」と話したが、「本人の意思がそうであれば、そういう可能性もチームもバックアップしていきたい」と根尾の意思を尊重する意向だ。

 「走攻守そろったまさしく野球選手だと思います。非常にレベルも高いですし、プレーは甲子園を見ただけですけど、将来中日ドラゴンズを背負って立てるような素晴らしい選手になれると思います」。落合博満氏が監督時代の2004年から2011年までの8年間で、4度のリーグ優勝、1度の日本一に輝き、“黄金時代”を築いたが、近年は球団ワーストの6年連続Bクラスと低迷が続く。根尾は再びチームが上昇するための“キーマン”になりそうだ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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