10月27日から日本シリーズが開幕する。今年はセ・リーグ王者の広島と、パ・リーグはリーグ制覇した西武をCSファイナルステージで撃破したソフトバンクとの対戦だ。
34年ぶりの日本一を目指す広島。得点を奪うためにカギを握るのが1番・田中広輔、2番・菊池涼介の“タナキク”の出塁だ。2016年から1番・田中、2番・菊池の“1、2番コンビ”が形成されたが、今季は田中、菊池の状態があがってこないと見るや、下位を打たせたこともあった。田中はシーズンの打率が.262、菊池はリーグワーストの打率.233に終わった。
江本孟紀氏は「1、2番を固定していますけど、打率が低いんですよ。ただこの2人は打率以上のものを働いています」(10月19日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター CSファイナルステージ第3戦 広島-巨人戦』)と話したように、田中はリーグ8位の75個の四球を選べば、菊池もリーグトップの30犠打を記録。
続けて江本氏は「クリーンナップに繋ぐために盗塁、バント、エンドランを絡めたりと色々な攻撃ができる」と、状況を読んだ打撃、走塁ができる“タナキク”を高く評価する。
CSファイナルステージ第1戦では初回、先頭の田中が四球を選ぶと、2番・菊池がヒットエンドランを決め、一、三塁。同日の『ニッポン放送ショウアップナイター CSファイナルステージ第1戦 広島-巨人戦』で解説を務めた大矢明彦氏は「もしかしたら田中がスタートを切って、菊池が合わせ技でいったかもしれないですね」と2人の阿吽の呼吸でエンドランを決めたのではないかと分析。続く3番・丸佳浩の二ゴロの間に先制点を挙げた広島が、試合の主導権を握り、6-1で勝利。その後の2戦も連勝し日本シリーズ進出を決めた。
今季は田中、菊池は打撃面で昨年、一昨年に比べると数字は低かったが、試合の流れを読む力に長けている。日本シリーズで“タナキク”の出塁数が多くなればなるほど、34年ぶりの日本一に近づいていく。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
34年ぶりの日本一を目指す広島。得点を奪うためにカギを握るのが1番・田中広輔、2番・菊池涼介の“タナキク”の出塁だ。2016年から1番・田中、2番・菊池の“1、2番コンビ”が形成されたが、今季は田中、菊池の状態があがってこないと見るや、下位を打たせたこともあった。田中はシーズンの打率が.262、菊池はリーグワーストの打率.233に終わった。
江本孟紀氏は「1、2番を固定していますけど、打率が低いんですよ。ただこの2人は打率以上のものを働いています」(10月19日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター CSファイナルステージ第3戦 広島-巨人戦』)と話したように、田中はリーグ8位の75個の四球を選べば、菊池もリーグトップの30犠打を記録。
続けて江本氏は「クリーンナップに繋ぐために盗塁、バント、エンドランを絡めたりと色々な攻撃ができる」と、状況を読んだ打撃、走塁ができる“タナキク”を高く評価する。
CSファイナルステージ第1戦では初回、先頭の田中が四球を選ぶと、2番・菊池がヒットエンドランを決め、一、三塁。同日の『ニッポン放送ショウアップナイター CSファイナルステージ第1戦 広島-巨人戦』で解説を務めた大矢明彦氏は「もしかしたら田中がスタートを切って、菊池が合わせ技でいったかもしれないですね」と2人の阿吽の呼吸でエンドランを決めたのではないかと分析。続く3番・丸佳浩の二ゴロの間に先制点を挙げた広島が、試合の主導権を握り、6-1で勝利。その後の2戦も連勝し日本シリーズ進出を決めた。
今季は田中、菊池は打撃面で昨年、一昨年に比べると数字は低かったが、試合の流れを読む力に長けている。日本シリーズで“タナキク”の出塁数が多くなればなるほど、34年ぶりの日本一に近づいていく。
(ニッポン放送ショウアップナイター)