中日は球団ワーストとなる6年連続Bクラスに沈んだ。2011年以来のリーグ制覇、2012年以来のAクラス入りを目指すべく来季から与田剛新監督が指揮を執る。
今季の中日を振り返ると、打線は大島洋平、京田陽太、ビシエド、平田良介、アルモンテ、福田永将、高橋周平と7人の選手が規定打席に到達し、ビシエドが首位打者、最多安打のタイトルを獲得。平田、アルモンテは打率3割を超えるアベレージを残し、リーグ屈指の攻撃力を誇った。
投手陣は新外国人のガルシアが13勝、2年目の笠原祥太郎とベテランの松坂大輔が6勝を挙げたが、開幕前に期待されていた小笠原慎之介、柳裕也、鈴木翔太の“ドラ1トリオ”は3人でわずかに7勝。救援陣はチーム救援防御率がリーグワーストの4.93、逆転負けの数は34とこちらもリーグワーストの数字だった。又吉克樹、田島慎二、谷元圭介といった実績のある救援陣の不調が、“勝利の方程式”を固定できない原因のひとつとなった。
中日が上位進出するためにも課題は明確。投手陣の整備である。ニッポン放送ショウアップナイター解説陣も、シーズン中にことあるごとに投手陣の整備を課題に挙げていた。中日OBの山本昌氏は「先発、中継ぎ、抑え、全てで苦しんでいると思いますね。特に中継ぎ陣の役割がしっかり決まっていませんのでね。ここが大事だと思うんですよね」(7月11日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-巨人戦』)と投手陣の役割分担について指摘していた。
真中満氏は9月4日に解説を務めた『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-中日戦』の中継で「中継ぎ以降、決まりがないですよね。色んなピッチャーが投げて色んなところで投げてという状況が続いていた」と固定できなかった救援陣について言及。
中日が強かった頃は、浅尾拓也、岩瀬仁紀と絶対的なセットアッパーと守護神が君臨し、その前を投げる投手にも高橋聡文、鈴木義広、小林正人、平井正史など駒が豊富だった。打線はある程度形になってきた。投手陣を立て直すことが、リーグ優勝を争う第一歩となる。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
今季の中日を振り返ると、打線は大島洋平、京田陽太、ビシエド、平田良介、アルモンテ、福田永将、高橋周平と7人の選手が規定打席に到達し、ビシエドが首位打者、最多安打のタイトルを獲得。平田、アルモンテは打率3割を超えるアベレージを残し、リーグ屈指の攻撃力を誇った。
投手陣は新外国人のガルシアが13勝、2年目の笠原祥太郎とベテランの松坂大輔が6勝を挙げたが、開幕前に期待されていた小笠原慎之介、柳裕也、鈴木翔太の“ドラ1トリオ”は3人でわずかに7勝。救援陣はチーム救援防御率がリーグワーストの4.93、逆転負けの数は34とこちらもリーグワーストの数字だった。又吉克樹、田島慎二、谷元圭介といった実績のある救援陣の不調が、“勝利の方程式”を固定できない原因のひとつとなった。
中日が上位進出するためにも課題は明確。投手陣の整備である。ニッポン放送ショウアップナイター解説陣も、シーズン中にことあるごとに投手陣の整備を課題に挙げていた。中日OBの山本昌氏は「先発、中継ぎ、抑え、全てで苦しんでいると思いますね。特に中継ぎ陣の役割がしっかり決まっていませんのでね。ここが大事だと思うんですよね」(7月11日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-巨人戦』)と投手陣の役割分担について指摘していた。
真中満氏は9月4日に解説を務めた『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-中日戦』の中継で「中継ぎ以降、決まりがないですよね。色んなピッチャーが投げて色んなところで投げてという状況が続いていた」と固定できなかった救援陣について言及。
中日が強かった頃は、浅尾拓也、岩瀬仁紀と絶対的なセットアッパーと守護神が君臨し、その前を投げる投手にも高橋聡文、鈴木義広、小林正人、平井正史など駒が豊富だった。打線はある程度形になってきた。投手陣を立て直すことが、リーグ優勝を争う第一歩となる。
(ニッポン放送ショウアップナイター)