「左のセットアップとして山口鉄也の後釜として期待する。ぜひ背番号47を着けてくれと吉川に伝えました」。
19日に行われた岩隈久志の入団会見で、背番号が21から47に変更となった吉川光夫についてこのように語った原辰徳監督。
今季の左のリリーフ陣を振り返ると、9年連続で60登板以上を記録した山口鉄也は今季一軍登板がなく現役を引退し、昨季FAでソフトバンクから巨人へ加入した森福允彦は移籍2年目の今季、わずか2試合の登板にとどまった。実力組が結果を残せなかった中、若手にとっては一軍定着のチャンスだったが、左投手ではチーム最多の30試合に登板した中川皓太は防御率5.02と不安定、池田駿も27登板で防御率4.07だった。
左のリリーフ陣が不安定だったこともあり、今季6勝を挙げた吉川光夫に白羽の矢が立ったのだろう。吉川光は制球にやや不安定な部分はあるが、威力のある真っ直ぐは魅力的。先発を務めた今季、試合中盤に突如崩れることもあったことを考えると、短いイニングを全力で投げるリリーフ転向もうなずける。吉川光は来季、手薄な左の中継ぎの切り札となることができるだろうか…。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
19日に行われた岩隈久志の入団会見で、背番号が21から47に変更となった吉川光夫についてこのように語った原辰徳監督。
今季の左のリリーフ陣を振り返ると、9年連続で60登板以上を記録した山口鉄也は今季一軍登板がなく現役を引退し、昨季FAでソフトバンクから巨人へ加入した森福允彦は移籍2年目の今季、わずか2試合の登板にとどまった。実力組が結果を残せなかった中、若手にとっては一軍定着のチャンスだったが、左投手ではチーム最多の30試合に登板した中川皓太は防御率5.02と不安定、池田駿も27登板で防御率4.07だった。
左のリリーフ陣が不安定だったこともあり、今季6勝を挙げた吉川光夫に白羽の矢が立ったのだろう。吉川光は制球にやや不安定な部分はあるが、威力のある真っ直ぐは魅力的。先発を務めた今季、試合中盤に突如崩れることもあったことを考えると、短いイニングを全力で投げるリリーフ転向もうなずける。吉川光は来季、手薄な左の中継ぎの切り札となることができるだろうか…。
(ニッポン放送ショウアップナイター)