ニュース 2018.01.29. 17:55

【八尾フレンド】チームの根本にあるのは『勝つ』こと、そして野球を通じた人間形成(前編)

――子ども達の技術的な面の話をきかせてください。小学生から中学生になってすぐ試合に出られる子もいると思いますが、そういう子は他の子と何が違うと思いますか?
「もともとの能力もあったりはしますけど、でもやっぱり一生懸命練習をやる子は試合に出られるチャンスがあると思いますね。そこに足が速いとか肩が強いとか何か1つ特徴があれば、中学部に入ってきたばかりの子でも試合に出られる機会というのは、他の子よりも多くなると思います」

写真|八尾フレンドの内野ノックの様子
八尾フレンドの内野ノックの様子

――中学部のチームを預かる立場として、小学生の間にやっておいてほしいこと、身につけておいてほしいことは何かありますか?
「小学生の間に細かい技術指導といいますか、形にこだわる指導を受けている子どもたちがすごい多いなと感じています。そこはもっと自由に子どもたちの動きやすい形でプレーさせてあげる方が怪我防止にも繋がりますし、パフォーマンス向上にもつながると思うんですよね。その辺をどんどん広げていきたいと私自身は思っているんですけど、なかなかね。目的とイメージを子どもたちにつけてあげれば動きも変わってくると思うんです。その辺を全国の少年野球の指導者、親御さんに浸透していければなと思います」

写真|お話を伺わせていただいた八尾フレンド中学部を率いる大浦友裕監督
お話を伺わせていただいた八尾フレンド中学部を率いる大浦友裕監督

――卒業生は強豪高校で活躍しています。どういった選手を高校野球に送り出したいと考えていますか?
「野球が好きで、野球が上手い子には1年生からでもベンチに入ったり試合に出たり、なおかつ甲子園で活躍する選手になってくれると嬉しいですよね。あとは、子どもたちが世の中に出たときに、八尾フレンドで学んできたことが生きてるな、と思ってもらえるような人材育成をしたいと思ってます」(取材・撮影:小中翔太)


「チーム紹介」関連記事

< 1 2

ポスト シェア 送る
連載・コラム
カラダづくり
練習
お役立ち
チーム紹介
TOPICS