ニュース 2018.08.13. 17:46

【少年野球2.0】軟式少年野球「小部東アローズ」はなぜ元気なのか?チーム運営の秘訣を聞いてみた(後編)

小部東アローズの練習場、施設は手作り感があふれている。

「ネットや外野のフェンスなどもみんな手作りです。今もいろいろ作っています。
将来的には、野球だけでなく、いろんなことができるスポーツクラブができたら最高ですね。
うちは管理栄養士の先生を招いて、食育もやっています。疲労回復のオレンジジュースなど野球をするために必要な栄養素を取り入れる補食のレシピを紹介したりしています。



それから勉強もしなさいと言っています。選手になるにしても、野球だけで通用する時代ではありません。
うちが全体練習や試合を夏休みでも土日だけに限定しているのは、平日に塾に行くことを考えてのことです。
昔、勝利至上主義をまだ追い求めていた時代に、夏休みは毎日午前中に練習をしたこともありましたが、うまくいきませんでした。強制的に毎日やらせても効果は上がりません。
 
ただ、平日の夕方なんかにお父さんが子供と少し野球をしたいと思えば、できるようにはしています。グランドのカギを渡していますので。
 
今、うちのチームには8歳の孫が参加しています。彼にも、のびのびと野球をしてほしい。孫の将来を見届けようと思ったら、当分の間、野球から足抜けすることはできませんね(笑い)」

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