ニュース 2019.02.19. 14:00

「野球の技術と身体の使い方教室」レポート(2)

前回の「レポートその1」に続いて佐藤さんによるボールの捕球動作の解説。まずは二人一組で向かい合い、転がしたボールを捕球するところから始めたが、旧来の日本の野球の教え方はグラブを捕球する側の前に向けて立てて構え、右手で蓋をするというものだという。そして佐藤さんの話では、この捕球方法は確実に動きが硬くなるとのことだった。

一方でアメリカや中南米の選手の捕球動作は柔らかいとよく言われるが、一番の違いはボールを待つときの腕の使い方だという。グラブの面を前に向けるのではなく、「小さく前へならえ」のように両手を軽く前に出してボールを待つことで、両腕に力が入らずに楽に使えるようになるのだ。




分かりやすく見せるためにグラブを外して素手で受けたり、大きさのあるバスケットボールなどで実戦したが、確かに両手を前に軽くそろえた方が柔らかさが出るのは明らかだった。



佐藤さんは現役時代から旧来の教え方に疑問を持ち、外国の選手の動きや日本人でも柔らかい動きをする選手を見るうちにこのことに気付いたと話してくれた。それまでのやり方、考え方を鵜呑みにせず、常に疑問を持って取り組むことの重要さがよく分かる捕球練習だった。

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