読売ジャイアンツ

江本氏、巨人・野上は「この場面で…」

巨人・野上亮磨 (C)Kyodo News

○ 巨人 5 - 4 DeNA ●
<4回戦・東京ドーム>

 巨人の野上亮磨が、2点を失いながらもなんとかリードを守り切り、移籍後初セーブを挙げた。

 守護神・クックが一軍登録抹消して不在の中、5-2の9回からマウンドにあがったのは、24日のヤクルト戦で3回を無失点に抑えた野上。先頭の大和に四球を与えたが、代打・柴田竜拓を三振、1番・神里和毅を遊ゴロに仕留め二死とした。

 問題はここからだった。ソトにセンター前に運ばれると、続く佐野に内野安打で満塁。ここを踏ん張りたい野上だったが、筒香嘉智にレフトへ2点適時打を浴び1点差とされてしまう。

 27日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 巨人-DeNA戦』で解説を務めた江本孟紀氏は「ホームランじゃなくて良かった。勝負球がない。1球目から勝負球を投げなければいけないんですけど、ちょっとでも甘いと今みたいに打たれるんですよ。この場面で逃げ切れるピッチャーじゃないんですよね」とチクリ。

 なお、二死一、二塁とピンチは続いたが、宮崎敏郎を空振り三振で試合を締めた。試合後、江本氏は「原監督も(不安だと)分かって投げさせているわけですから、しょうがないです。でもね、これからは使えませんよ。もう怖くてベンチは使えない。他のパターンを考えないと」と自身の見解を述べていた。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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