埼玉西武ライオンズ

西武、1日で首位陥落 辻監督「また負けないようにやるしかない」

西武・辻発彦監督

● 西武 2 - 3 ソフトバンク ○
<25回戦・メットライフ>

 西武はソフトバンクとの“首位攻防第1R”を制し首位に浮上したが、12日の試合は2-3で敗れ、わずか1日で首位陥落。この結果、ソフトバンクに優勝マジック12が点灯となった。

 西武は0-0の8回、7回まで無失点に抑えていた十亀剣からセットアッパーの平井克典にスイッチ。開幕から西武リリーフ陣を支えてきた右腕だったが、先頭のグラシアルに先制のソロを浴びる。さらにデスパイネ、柳田悠岐に連打を浴び、松田宣浩に犠飛を打たれ失点した。

 その裏、西武もソフトバンクの先発・千賀滉大から秋山翔吾が適時二塁打を放ち1点差に迫る。9回表はソフトバンク打線をすんなり抑えて、9回裏の攻撃を迎えたかったが、高田知季のスクイズで痛い1点を失った。

 9回裏、守護神・森唯斗から中村剛也が一発を放ち、再び1点差とし、続く5番・栗山巧もヒットで出塁した。一発が出ればサヨナラの場面も、外崎修汰、山川穂高が打ち取られ、試合が終了した。

 辻監督は試合後、「チャンスはまだいっぱいある。あしたから気持ちを切り換えて、また負けないようにやるしかない」と前を向いた。

(取材・ニッポン放送アナウンサー洗川雄司)

もっと読む