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多種多様な指揮官とコーチ【深澤弘のショウアップナイターヒストリー】

 ショウアップナイターファンクラブの皆さん、ご機嫌いかがですか? 深澤弘です。今週は『監督とコーチの関係』について話したいと思います。

 まず、ヤクルトの小川監督が退団し、宮本ヘッドコーチも退団しました。しかし、小川監督ほどイイ男はなかなかいない。紳士で性格も大人しいし、勝負強い。でも、あんなに勝てないと、いくらイイ男でも、どうしようもない。だから小川監督の退団は仕方がないと思います。

 それに伴って、宮本コーチも退団。宮本ヘッドコーチは、小川監督を補佐してコーチになった時に、おそらく《次の監督は宮本慎也》というような折り紙付きだったと思います。自分の上にいる小川監督は、そんなに長いこと、監督をやる人ではない。次は自分かも、というような考えはあったと思うし、傍から見ても「次の監督は宮本だ!」と思っていたと思います。

 彼はユニフォームを脱いでコーチになるまで、日刊スポーツの評論家をやっていて、彼の記事はよく読んでいたのですが、徹底して批判なんです。評論家が批判する事は当たり前なんですが、そこまで批判するかというくらいだった。その感じで、コーチとしてチームに入った場合、上手くいくのかな?と、私は思っていたんです。

 そこに持ってきてヤクルトは、石井コーチとか杉浦コーチとか、人のいいコーチばかりをそろえた。そこに宮本コーチが上手く溶け込むかな?というのが一番の問題だと思っていました。成績が良ければ、そんなものは綺麗に溶け込んでしまうのですが、成績が悪いと、皆の具合が悪くなってくる。で、結果的に宮本コーチが監督と一緒に退団となった。まあこれも、良い経験ととらえるしかありませんね。

 次の監督になったのが、高津臣吾さん。高津さんも非常にイイ人なんです。新聞記者に対しても、ファンに対しても、明るくて、とにかくイイ人なんです。ですから、そういう点では、全く問題はない。この人も二軍監督をやったり、BCリーグ・独立リーグの監督をやったり、色々な経験・苦労をしていますから、いろいろ苦しい事を知っている。ただ、成績が伴ってくれないと、監督というのは大変です。

 コーチの難しいところは、監督次第であるというところ。監督というのは、フロント次第。だからコーチというのは、自分で色々な事を決める事ができない。そこが難しいところですね。

 巨人にしても、原監督がいて、ピッチング総合コーチに宮本コーチがいて、普通のピッチングコーチに水野コーチがいる。この関係だって、非常に難しかったと思うんです。

 宮本コーチというのは、非常にイイ人。いつも気を遣う人で、ニコニコしていて、ベンチの雰囲気を和らげようとしている。ですから、原監督との間は、非常にいいように見えるけれど、その陰に隠れて、水野コーチがどこにいるのか解らない。ブルペン担当なんだけど、今年の巨人のブルペンは、決してよかったとは言えなかった。

 水野コーチは、宮本コーチのようにニコニコしていることが得意ではない。そう見ると、原監督・宮本コーチ・水野コーチの3人は上手くいっていないのかな? という風にも見えるし、そこに人付き合いが不器用だと言われる吉村コーチがいて、その吉村コーチが、原監督と他のコーチの間を上手く繋ぐことができない、というようなことも、巨人がシーズン中のフラフラしているとき、連敗している時などは、ベンチでそういう話題も出てきたものでした。

 DeNAはあまりよく知らないのですが、ベンチを見ている限り、必ずしもラミレス監督と三浦大輔コーチが上手くいっているようには思えない。まあ、言葉の問題もあると思いますが、三浦大輔コーチが、ラミレス監督が言っている事を、ただ聞いているだけで、あんまり自分の意見を言っているようには思えない。

 特に投手陣が打たれてくると、三浦大輔コーチに関係なく、ピッチャーをバンバン変えてしまう。ラミレス監督は、この投手が将来伸びて、日本の中心になろうとなるまいと、そんな事お構いなしで、どんどん使っていく。おそらく三浦コーチは、来年どうしよう、再来年どうしようという計算をしていると思うんです。

 僕は、これだけ日本に長くいるラミレス監督が、記者会見で日本語をしゃべらないことが非常に不満なんです。結局、言葉がわからなければ、こちらは色々な言葉を想像するだけ。悪い方に推測する場合もある、その辺はひとつ、改めてもらえたらと思います。


(ニッポン放送ショウアップナイター)
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