江本氏、19年ぶりの沢村賞『該当者なし』に「妥当」

　25日に放送された『ザ・フォーカス フライデースペシャル』に出演するショウアップナイター解説者の江本孟紀氏が、沢村賞ついて言及した。

　昨年まで2年連続で巨人・菅野智之が沢村賞を受賞していたが、今季は2000年以来19年ぶりに該当者なしに終わった。今季最多勝（15勝）、最多奪三振（188）、最高勝率（.789）でリーグ投手三冠に輝いた山口俊（巨人）は、選考基準となる7項目のうちクリアしたのは4項目だった。

　江本氏は「妥当です。ほとんど完投していないですから。（セの投手三冠）山口投手も完投していない。そうすると、各チーム見ても当然完投が少ない。そりゃ（沢村賞なしで）当然でしょう」と話していた。

　沢村賞には選考基準が設けられており、『25試合登板以上』・『15勝以上』・『防御率2.50以下』・『投球回数200イニング以上』・『150奪三振以上』・『10完投以上』・『勝率6割以上』という7つの項目をベースに選考委員会で協議の上で決定される。18年からは7回自責点3以内のクオリティ・スタート率を補則項目としている。

（ニッポン放送ショウアップナイター）