8月に50歳となる中日の山本昌投手が7日、二軍の沖縄・読谷で今キャンプ初めてブルペン入り。立ち投げで40球、座らせて10球の計50球を投げ込み、「まずまずのスタート」と好感触を口にした。

　すべて真っ直ぐ系のボールで、球数は年齢を意識してか50球。だが、32年目の大ベテランは「（年齢は）全然考えてなかった。じゃあ、そういうことにしておいてよ」と笑顔。感触については「力はそんなに入れてないけど、まとまりがあった。まずまずのスタートが切れた」と満足そうだった。

　昨年9月5日の阪神戦で勝利投手となり、史上最年長試合出場記録（48歳10カ月）と史上最年長勝利投手記録（48歳4カ月）を49歳0カ月に更新。今年は“NPB初の50歳選手”として、さらなる記録更新に期待がかかる。