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江本氏、巨人・大城は「読み取る、感じ取る能力も必要」

巨人の捕手大城。右は広島・田中広=東京ドーム(C) Kyodo News

● 巨人 1 - 5 広島 ○
<2回戦・東京ドーム>

 24日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-広島戦』で解説を務めた江本孟紀氏が、巨人・大城卓三捕手のリードについて指摘した。

 2回一死走者なしから先発・メルセデスが、広島・堂林翔太にライト前に運ばれると、続く田中広輔の初球に二塁盗塁を決められてしまう。

 この盗塁に江本氏は「これねキャッチャーですよね。1球目、気をつけろとかなんかしないと。ただサイン出して投げろじゃ。相手は読んでいますよ」とチクリ。

 直後の2球目に、メルセデスは田中広輔に2ランを浴びた。江本氏は「メルセデスは投げ急いでますよね。そういうときに、少しタイミングを置くとかね。そういうことが大城はできないんですよ。せっかくピッチャーの球がいいのに、それを活かしきれない。立ち上がりの1、2回がそうですよね。こういうところがキャッチャーは大事なんですよ」とバッサリ。

 「サインを出すことがリードだと思う人がいるんですけど、そうじゃない。キャッチャーは1、2球投げた時に、ここのチームは何を狙っているかなというのを読み取る、感じ取る能力も必要なんですよ」と厳しかった。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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