2020.07.19 18:00 | ||||
横浜DeNAベイスターズ | 3 | 終了 | 5 | 読売ジャイアンツ |
横浜 |
9回途中の継投劇に…
20日に放送された『ショウアップナイタープレイボール』に電話出演したショウアップナイター解説者の野村弘樹氏が、19日の巨人戦の9回途中にDeNAの守護神・山﨑康晃から国吉佑樹にスイッチした場面について言及した。
DeNAが3-2と1点をリードした場面で9回のマウンドに上がった山﨑は、先頭の中島宏之を見逃し三振に仕留めたが、続く坂本勇人に内野安打で出塁を許してしまう。続くウィーラーの打席では、坂本の代走で出場した増田大輝に二塁への盗塁を決められ、得点圏に走者を進められた。
その後、ウィーラーを右飛に打ち取ったが、続く丸佳浩のセカンドへのゴロで二塁走者・増田大の生還を許し、同点に追いつかれた。ここでDeNAベンチは山崎に代えて、国吉をマウンドへ。ここを踏ん張りたい国吉だったが、岡本和真に決勝2ランを浴びてしまった。
この継投について野村氏は「山﨑が出ていって、イニングの途中同点で代えましたよね。あれは逆転されているんであれば仕方がないと思うんですよ。同点だったら投げさせなきゃダメですよね」とコメント。山﨑のイニング途中での交代に疑問を投げかけた。
後を託された国吉も「かわいそう」
また、同番組に出演した松本秀夫アナウンサーが「同点の状況で国吉は、マウンドにあがるというモチベーションはありましたかね?」と質問すると、野村氏は「ないと思いますね」とキッパリ。
さらに野村氏は「山崎が出ていった時点で、そのイニングは完了するわけですから、打たれていれば別ですけど、あの状況で出ていった国吉もかわいそう。心理的な面も含めて、『オレの出番だ行くぞ!』というのと、『えっオレ行くの?』では全然違いますから。体の準備はできていたとしても、心と頭の準備はできていなかったんじゃないかなと思います」と、投手心理を説明した。
「特にセットアッパーは短いイニングで、100%で行かなきゃいけない職業。できるだけ不安要素を省いてマウンドにあがれるのが理想」と、9回途中からマウンドにあがった国吉を思いやった。
(ニッポン放送ショウアップナイター)