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阪神タイガース

阪神・藤浪、5回途中11失点 八木氏「右打者になると…」

阪神・藤浪晋太郎

● 阪神 2 - 11 巨人 ○
<12回戦・甲子園>

 先発した阪神の藤浪晋太郎は、4回2/3を投げ、125球、9安打、6奪三振、6四球、11失点で5敗目を喫した。

 雨により約1時間遅れてプレイボールした試合、藤浪は初回を三者凡退に抑える立ち上がり。2回に先頭の岡本和真に3ボール1ストライクから152キロのストレートを弾き返され二塁打を浴びると、一死後、ウィーラーに四球を与え、続く大城卓三に2点適時二塁打を打たれ先制を許した。

 3回にはウィーラー、大城、吉川尚輝に適時打を浴びるなど、打者一巡の猛攻にあい5失点。0-7となったが3回裏の打席にも立ち、4回のマウンドにもあがった藤浪は、4回は0点に抑えるも、5回に4点を失い5回途中で降板となった。

 MBSラジオ制作でニッポン放送でも放送された『阪神-巨人戦』で解説を務めた八木裕氏は、“今日の勝負所”に先発・藤浪が2回先頭の岡本和真に二塁打を打たれた場面をあげ、「初回をうまく立ち上がった藤浪でしたが、2回の先頭の岡本に対して遠慮しているように見えたんですよ。結局、右打者になるとアウトコース中心になるじゃないですか。そのなかである程度、インコースにいきますよというイメージ、強さみたいなものを出して欲しかった。3ボール1ストライクから真ん中のストレートをストライクを取りにいきましたよね」と振り返った。

 さらに八木氏は「なんで打たれるかというと、厳しいボールを投げたらぶつけてしまうという遠慮みたいなものがマウンド上で見える。そのあとの2打席も四球と勝負になっていない。藤浪が投げるチャンスをもらうためにも、そこでの勝負ができるかがどうかだと思います」と厳しかった。

(提供=MBSベースボールパーク)

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