ニュース 2020.10.30. 11:15

残り9試合は本拠地・マリンでの戦い 2位・ロッテ、意地を見せろ!

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昨季2位のロッテ=ZOZOマリン(C) Kyodo News

3位・西武と1ゲーム差の2位


 46年ぶりのリーグ1位での優勝を目指し戦っていたロッテだが、ソフトバンクの優勝が決まり、今季もリーグ優勝とはならなかった。現在はクライマックス・シリーズ進出を目指し戦っている。

 ただチーム状況がよくない。29日のソフトバンク戦は3-2の9回に暴投で二者の生還を許しサヨナラ負け。3位・西武が4位・楽天に敗れたため、西武とのゲーム差は1のままだが、楽天とも2.5ゲーム差。

 20日前まではソフトバンクと優勝争いをし、9日の試合後にはソフトバンクと「0.0」差まで迫ったが、10日のソフトバンク戦に敗れて以降マリーンズは3勝13敗と大失速。特に20日からメットライフドーム、京セラD大阪、PayPayドームと3カード連続でビジターでの戦いだったが、この9試合で1勝しかできなかったのも痛かった。その間に西武と楽天にじりじりと詰め寄られ、2位争いをしているのが現状だ。

 チームが思うように勝てていないことも関係しているのか、試合の映像を見ていても、ベンチの空気が非常に重く見える。29日のソフトバンク戦もリードしながら、最後はミスで敗れた。この悪い流れを断ち切るためにも、“勝利”しかない。

残り9試合は全てマリン


 マリーンズは今季の残り試合数は9だが、全て本拠地・ZOZOマリンスタジアムでの戦いだ。

 今季マリンでは31勝19敗1分と大きく勝ち越し、先制点を奪った試合は19勝2敗、6回終了時点でリードしていれば20勝1敗、1試合にマリーンズが2本塁打以上放てば9勝0敗。とにかく今年はマリンで無類の強さを誇る。

 不安材料を挙げるとすれば、大きく負け越す楽天が3試合(7勝14敗)と西武が1試合(8勝15敗)、さらに11勝9敗1分と勝ち越しているが現在5連敗中のソフトバンクとの対戦が3試合残っていることだ。

 今日からの楽天3連戦では初戦に今季2戦2敗で、15日の試合ではマリンで2安打完封負けを食らった岸孝之が先発してくる。マリーンズは岸から今季14イニングでわずか1得点しか奪えておらず、いきなり厳しい戦いが予想されるが、岸を打ち崩し勝利すれば、勢いに乗る可能性もある。逆にマリーンズが楽天に敗戦し、3位・西武がソフトバンクに勝利して3位に転落するようなことがあれば、このままズルズルいくことも十分に考えられる。今後の戦いを占う意味でも、今日の試合は非常に重要だ。

 チーム状況は最悪だが、まだ2位にいることも忘れてはならない。泣いても、笑っても残り9試合——。10月は月間のチーム打率.212と打線が低調だが、とにかくどんな形であっても先制点を奪い、そのリードを投手陣が守りきる“今年のマリーンズの勝利”の形を1試合でも多く作りたい。来季以降に繋げるためにも、なんとしても2位を死守したい。

文=岩下雄太

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