韓国リーグで昨季17勝を挙げ、今季から巨人に加わったサンチェス。メジャーへ移籍した山口俊に代わる先発の軸として、開幕前は菅野智之とともに引っ張る活躍が期待された。ただオープン戦では3試合に登板して、防御率10.57。新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕が6月19日に延期となり、6月に行われた練習試合でも大量失点。
不安を迎えたなかでの開幕となったが、移籍後初登板となった6月21日の阪神戦に5回2/3を投げ、4安打、1失点で来日初勝利を手にすると、続く6月28日のヤクルト戦では6回3安打無失点で早くも2勝目。開幕前の不安をかき消す投球を見せた。7月5日の中日戦と11日のヤクルト戦は敗戦投手になったが、7月18日のDeNA戦では6回一死までノーヒットに抑えるピッチング。6回一死走者なしから乙坂智にセンター前に運ばれたが、後続を打ち取った。8回まで1安打に抑えていたサンチェスは9回のマウンドにあがるも、乙坂にこの日2本目の安打を浴びると、梶谷隆幸、ソトの連打で失点。ロペスにもレフト前に運ばれたところで降板となった。
同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA-巨人戦』で解説を務めた井端弘和氏は「序盤は高めだったり、低めにワンバウンドしたりと少し荒れていましたけど、中盤以降は自分が思ったところに投げられたと思います」と話し、「四球が1つというところでは、ある程度の球種でストライクゾーンに投げられたと思います。本来のサンチェス投手になりつつあるのかなと思いますね」と評価した。
サンチェスはこの登板を最後に、右肩違和感により約1カ月半戦線を離脱。7月18日のDeNA戦以来の先発となった9月2日のDeNA戦でサンチェスは、6回、1安打、3四死球、1失点で4勝目をあげた。同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-DeNA戦』で解説を務めた野村弘樹氏は「(初回は)ボールに力がありましたが、コントロールはどうかなと思いました。イニングを重ねるごとに変化球のストライクが入りはじめ、尻上がりに良くなっていきましたよね」と振り返った。
続く9月10日の中日戦も7回を1失点に抑えるピッチング。真中満氏は「細かいコントロールはないんですけど、低めに丁寧に投げた投球で、ランナーを出しながらも最少失点で抑えた。これだけ投げられれば十分だと思います」と話した。
結局、サンチェスは来日1年目は故障で離脱した時期はあったが、15試合に先発して8勝4敗、防御率3.08という成績だった。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
不安を迎えたなかでの開幕となったが、移籍後初登板となった6月21日の阪神戦に5回2/3を投げ、4安打、1失点で来日初勝利を手にすると、続く6月28日のヤクルト戦では6回3安打無失点で早くも2勝目。開幕前の不安をかき消す投球を見せた。7月5日の中日戦と11日のヤクルト戦は敗戦投手になったが、7月18日のDeNA戦では6回一死までノーヒットに抑えるピッチング。6回一死走者なしから乙坂智にセンター前に運ばれたが、後続を打ち取った。8回まで1安打に抑えていたサンチェスは9回のマウンドにあがるも、乙坂にこの日2本目の安打を浴びると、梶谷隆幸、ソトの連打で失点。ロペスにもレフト前に運ばれたところで降板となった。
同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA-巨人戦』で解説を務めた井端弘和氏は「序盤は高めだったり、低めにワンバウンドしたりと少し荒れていましたけど、中盤以降は自分が思ったところに投げられたと思います」と話し、「四球が1つというところでは、ある程度の球種でストライクゾーンに投げられたと思います。本来のサンチェス投手になりつつあるのかなと思いますね」と評価した。
サンチェスはこの登板を最後に、右肩違和感により約1カ月半戦線を離脱。7月18日のDeNA戦以来の先発となった9月2日のDeNA戦でサンチェスは、6回、1安打、3四死球、1失点で4勝目をあげた。同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-DeNA戦』で解説を務めた野村弘樹氏は「(初回は)ボールに力がありましたが、コントロールはどうかなと思いました。イニングを重ねるごとに変化球のストライクが入りはじめ、尻上がりに良くなっていきましたよね」と振り返った。
続く9月10日の中日戦も7回を1失点に抑えるピッチング。真中満氏は「細かいコントロールはないんですけど、低めに丁寧に投げた投球で、ランナーを出しながらも最少失点で抑えた。これだけ投げられれば十分だと思います」と話した。
結局、サンチェスは来日1年目は故障で離脱した時期はあったが、15試合に先発して8勝4敗、防御率3.08という成績だった。
(ニッポン放送ショウアップナイター)