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オリックスの“下手投げ”中川颯や“元気印”古長ら4選手が入寮

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オリックスのドラフト4位・中川颯投手が入寮

その他の新入団選手は7日に入寮


 オリックスの新入団選手の入寮が6日午後、大阪市内の球団施設で始まった。育成6名を含めた計12選手のうち、この日はドラフト4位の中川颯投手(立教大)と育成指名3選手の計4選手が合宿所の『青濤館』に野球用具などの荷物を搬入した。

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 東京六大学でリーグ通算10勝をマークした下げ投げ右腕の中川は、自身が育った少年野球チームのメンバー全員が激励の言葉などを書いた寄せ書きを持参。当時、そのチームでは父が監督を務めており、「上のレベルにいくため他の人にない武器を持とう」ということで、小学6年生で下手投げに変えたという、いわば「原点」のチームだ。

 「ストレートな言葉が心に突き刺さり、より頑張ろうと思った」と、プロでの本格的なスタートを前に初心に帰った。入団発表時には「芸術的な投球術を見せたい」と公言したが、同じ下手投げで立教大の大先輩でもある、杉浦忠(南海)については「立教三羽ガラスと呼ばれ偉大な方だと存じ上げいているが、映像も見たことはない」という。杉浦が1年目に27勝を挙げて新人王に輝いた大阪の地で、レジェンドにあやかりたいところだ。

 「天才少年」「塞翁が馬」と刺繍されたグラブを持参したのは育成3位の宇田川優希投手(仙台大)。「天才少年」は、四文字熟語を考えていた時に思いついたそうで、「塞翁が馬」は大学の監督が贈ってくれた言葉から引用したという。

 挨拶など礼儀にも厳しい岩村明憲監督率いるレッドホープス出身らしい入寮だったのは、新入団選手で2番目の年長者(26歳)となる育成6位の古長拓内野手。タクシーから降り、合宿所前で出迎えた球団スカウトや報道関係者に直立不動で、大きな声で挨拶。3年前から大学時代の知人を通して知り合い、一緒に自主トレをしていたソフトバンクの今宮健太選手からは、新年に入り「野球で、死ぬくらい頑張れ」との言葉をもらったという。「少し遅めのスタートだが、ここからが勝負。人より練習して一日も早い支配下選手を目指す」と意気込んでいた。

 その他、妻帯者で合宿所に入らない28歳のドラフト6位・阿部翔太投手(日本生命)以外の新入団選手は7日に入寮。新人合同自主トレは9日から選手寮に隣接する室内練習場で始まる。


文=北野正樹(きたの・まさき)
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