ニュース 2021.01.07. 20:53

オリックスのドラ1山下が野球漬けの日々を歓迎「たくさん野球ができる」

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オリックスのドラ1・山下舜平大投手(球団提供)

妻帯者1名を除く全選手が入寮


 オリックスの新入団選手7人が7日、大阪市此花区の『青濤館』に入寮した。これでドラフト指名6選手、育成指名6選手の計12選手のうち、妻帯者で寮に入らない1人を除く11選手全員が入寮を済ませたことになる。

 ドラフト1位の山下舜平大投手(福岡大大濠高)は「初めての寮生活。何でも一人でしなければならないので不安はある」としながらも、清潔な寮や、いつでも使えるトレーニング施設など素晴らしい練習環境に触れて「これからたくさん野球が出来るのでうれしい」と、これから始まろうとしている野球漬けの生活を歓迎。また、高校を卒業する前からすべての環境が変わることについて「大人の世界に入ることになるが、自分で見極めていきたい」と冷静に受け止めていた。

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 そんな山下が入寮に際して持参したのが、桑田真澄さん(元巨人)がアドバイザーを務めるマットレス。「高校時代の監督さんから『野球が出来る環境を整えることが大切』と教わり、練習するためにもしっかりと睡眠をとることを心掛けてきた。すべて、野球につながると意識してやっている」と、プロ入りに際して自分への投資を惜しまなかった。

 入団発表で、先発完投型の投手に贈られる「沢村賞」を目標に掲げた右腕。「僕とタイプは違うが、高校時代から注目され続ける中で結果を残した球界を代表する投手。コントロールやマウンドさばきを参考にしたい」と憧れるレジェンドに、まずは寝具からあやかる考えのようだ。

 高校で寮生活を経験している同2位の元謙太外野手(中京高)は、「一人部屋は初めて。きれいだというのが第一印象」と、2017年に神戸市から新築移転された真新しい合宿所に感激。2年時に出場した2019年夏の甲子園準々決勝で逆転満塁本塁打を放ったスラッガーは、9日から始まる新人合同自主トレに向けて「周りには大卒や社会人出身の方もいるので、周りに合わせず、自分のペースを崩さないようにしたい」と、冷静に自身の立ち位置を見極めていた。

 甲子園で史上初の「先頭打者本塁打」「サヨナラ本塁打」を放った同3位の来田涼斗(明石商)は、高校時代から使っている「モーションロープ」という器具を持参。約1メートルのゴムチューブに4キロの砂鉄が入ったもので、リストを鍛えるとともに下半身を使い腰の回転でバットが振れるようになったと言い、「それまでは手先で打っていた感じだったが、飛距離も伸びたと思う」と手応えを口にする。

 「近い目標は開幕一軍で、プロでの目標はトリプルスリー」と語る高校屈指のスラッガーは、「高校とプロでは全然違う。また一からスタートしたい」と、こちらも足元を見つめた。新人選手たちによる合同自主トレは、9日からスタートする。


文=北野正樹(きたの・まさき)
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