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オリックスのドラ1・山下舜平大が初ブルペン! 中嶋監督「いいものはいい」

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オリックスのドラ1・山下舜平大投手

大器の片鱗


 オリックスが“大器”として期待を寄せるドラフト1位の山下舜平大投手(福岡大大濠高)が3日、初めてブルペン入りし、捕手を立たせたまま23球を投げ込んだ。

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 本格的な投球には程遠いものの、大きなフォームから繰り出されるボールには伸びがあり、1メートル89、93キロ、高校時代に最速154キロを誇った本格派右腕が、身長だけではないスケールの大きさを感じさせた。

 見守った中嶋聡監督は、日本ハム時代にドラフト1位で入団してきた大谷翔平との比較を尋ねられると、「誰かと比べるのではなく、いいものはいい。大谷は大谷。(舜平大は)舜平大でいい。誰々2世ではない」と、山下舜平大として大きく羽ばたくことを予見した。

 マウンド上での山下については、「1球、1球やることがわかっている感じがした。(スケールの大きさについては)皆さんが思っている通り」と語り、本人が5〜6割の力での投球だったと報道陣から聞くと、指揮官は「あれで半分? 抑えて投げていてもバランス的にも素晴らしい。いいものはいいんです」と、あらためて評価した。

 さっそく大器の片鱗をうかがわせた山下だが、当面は戦力としては考えず無理はさせない方針。「野手ならわかりやすいが、投手(の育て方)は何が正解かわからない。どのチームも試行錯誤している」としながら、思い描くのは昨季、シーズン途中までは二軍監督として、途中からは一軍代行監督として携わった宮城大弥投手(興南高)の育成のケースだ。

 宮城に関しては、球数やイニングなど制限をかける中でじっくりと成長曲線を見極め、昨年11月6日の日本ハム戦(京セラドーム大阪)で12球団の高卒新人として一番乗りのプロ初勝利に導いた。中嶋監督の確かな捕手目線が、誰も真似が出来ない「山下舜平大」を育ててくれるはずだ。


文=北野正樹(きたの・まさき)
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