● ヤクルト 3 － 9 楽天 ○
＜ANA BALL PARK浦添＞

　楽天の涌井秀章が26日、ヤクルトとの練習試合で先発登板。開幕投手候補の一人でもあるベテラン右腕の今季初実戦は、2回を投げて許した走者は味方の失策による1人のみ。22球で無安打に抑える好投を見せた。

　立ち上がりはストレート中心で、アウトはすべてフライによるものだったが、涌井は、「ストライクが入るかの確認だけなので。入ったから良かったんじゃないかと思う」と登板を振り返った。次戦に向けては、「次は多少なりとも違う変化球も投げると思う。その確認をしていければいい」という。

　楽天では田中将大をはじめ、岸、則本昂大と開幕投手候補がずらりと揃う。今季の初実戦を終え、涌井は「投げたいですけど、監督が決めることだと思うし、候補が(自分を）含めて4人いる。しっかり結果を残して、コイツに任せたと思ってもらえるように投げるだけ」と開幕投手への思いを述べた。

(取材・ニッポン放送アナウンサー洗川雄司)