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オリックスがキャンプ打ち上げ 指揮官が総括「ポジション的には決まってきた」

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オリックス・榊原翼

榊原の大乱調で黒星も…


 オリックスは28日、宮崎市のSOKKENスタジアムでの春季キャンプを打ち上げた。午後から臨んだソフトバンクとの練習試合は0-10の大敗。キャンプ地・宮崎での今春ラストゲームは苦しい試合運びとなった。

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 先発した4年目右腕の榊原翼が立ち上がりから乱調だった。1回、先頭の周東から5連打を浴びいきなり4失点。不運な内野安打もあったが、課題とされる四球を怖がるあまり、ストライクを痛打される場面が目立った。

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 榊原は2回にも3点を失い、3イニングを9安打、7失点の内容で降板。中嶋聡監督は「何を目指しているのかが、ちょっと見えなかった。(一・二軍の選別については)チャンスはゼロではないが、ふるいにかける今の段階では結果がすべてになるところもある」と語り、ローテーション入りが期待されていた若手右腕の奮起を促した。


 大敗の中での光明は、3番手のドラフト4位ルーキー・中川颯(22=立教大)。5回から登板した下手投げ右腕は、2イニングを1安打、無失点。一塁走者をけん制で刺すなど、実戦向きなところもアピールした。

 中川颯は「緩急と、打者のタイミングを外すことを意識して投げた。けん制は大学時代に勉強して自信があった」と、この日の登板を振り返りつつ、今後は「実戦でプロの環境に慣れ、地道に成長していきたい」と、結果に一喜一憂することなく、自身の投球を見つめていた。


開幕9連敗中も「関係なく」


 ソフトバンク戦の前に代表取材に応じた中嶋監督は、就任1年目のキャンプについて「完全な雨は1日だけで、予定していた実戦も出来たので順調」と総括。

 課題であったセンターラインのうち、遊撃に高卒2年目の紅林弘太郎、二塁に同3年目の太田椋が台頭するなど収穫もあり、「具体的には言わないが、いろいろと見えてきたことがある。ある程度、ポジション的には決まってきた。まだまだ試したいが、ポジション的には見えてきたかな」と手応えも口にした。

 開幕投手を5年目の山本由伸に託したことについては、「本当に最近に決めた。競争の中で、順調に仕上がっているトップが山本だった。それが決め手」と明かし、実戦登板でも順調な調整ぶりを示した点を評価した。

 チームは2012年から開幕戦で9連敗中だが、「気負わずに普通にやってくれればいい。ヨシノブ(山本)が連敗しているわけでもないし、僕も1年目。関係なくやります」と、周囲の“雑音”を改めてシャットアウト。「あと1カ月。勝つためにいろんな問題点を消していきたい」と開幕を見据えていた。


文・写真=北野正樹(きたの・まさき)
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