杜の都・仙台に衝撃の一報が走った。楽天・田中将大投手が、予定されていた27日の日本ハム戦の先発登板を回避することになった。脚に軽い張りを訴えたという。

　この日の開幕戦前、取材に応じた楽天･石井一久GM兼監督が、安樂智大投手が1軍に合流していることを訊かれ、「あした(27日)、田中は登板しないことになった」と明かした。前日25日に仙台市内の病院で検査を受けたとのことで、石井監督は、「ちょっと脚に張りがあるということで。本当に軽度なものなので。1回スキップするのか2回スキップするかのかという中での話。そんなに大きいものという捉え方はしていない。投げられない状況ではないが、そこは違和感をもって投げさせたりするよりはいい」と説明した。

　また、田中の今後について石井監督は、「復帰がたぶん早いので、そういう意味ではチームから離れることなく、という感じで」と話し、しばらくは1軍に同行しながら調整を続ける方針を示した。

(取材・ニッポン放送アナウンサー洗川雄司)