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巨人・重信の第1打席に天谷氏「今の打撃を見るからに…」

巨人・重信慎之介(C) Kyodo News

○ 広島 2 - 0 巨人 ●
<1回戦・マツダスタジアム>

 9日にニッポン放送で放送された広島-巨人戦(RCCラジオの制作)で解説を務めた天谷宗一郎氏は、2回無死一、二塁から巨人の重信慎之介、吉川尚輝の打撃について言及した。

 0-2の2回無死一、二塁で打席には重信。なんとか走者を進めたいところだったが、右飛に打ち取られ走者を進めることができなかった。天谷氏は「今のバッティングを見るからに重信選手は明らかに一、二塁間に強いゴロを打ちたいというのが見えるんですけど、若干気持ちが強くなりすぎて、重信選手で言えば左肩ですよね。後ろの肩というのが、引っ張るんだという意識が強いあまりに先に出すぎて、ボールの下っつらを叩いてしまったバッティングですよね」と指摘。

 「左バッターではよくありがちなんですよね。転がして一、三塁というのは簡単なんですけど、やる側からしたら難しい。ましてやカープのエース・大瀬良投手ですから、より意識を強く持ったんでしょうけど、それがあだになってしまったという1打席でしたね」と進塁打を打てなかった原因を解説した。

 続く吉川尚輝は投手ゴロで走者を進めたものの、天谷氏は「おそらくゴロを打ちたいという思いがあったと思うんですけど、それよりもバットに当てて事を起こしたいということが強かったと思うんですよね」と話し、「それが重信選手のときも、意識するあまりにフライになってしまう。こういうところが野球の面白さであって、難しさなのかなという2人の1打席ですよね。意識は非常に見えたんですけど、それが強く出すぎてしまったという打席ですね」と振り返った。

(提供:Veryカープ!RCCカープナイター)

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