○ 日本ハム 4 － 1 楽天 ●
＜5回戦・東京ドーム＞

　8年ぶりに日本球界に復帰した楽天の田中将大投手（32）が、東京ドームでの日本ハム戦で復帰後初登板。2本塁打を浴びるなど5回4安打3失点で敗戦投手となり、NPBでのシーズン連勝記録は「28」でストップした。

　当初は3月27日の開幕第2戦での復帰登板を予定していたが、右ヒラメ筋の損傷で登板を回避。万全を期し、自身4週間遅れの開幕となったが、初回、二死から3番・近藤にストレートの四球を与えたあと、続く中田に高めに浮いた真っすぐを左中間スタンドに運ばれ2点を先制された。1点を返してもらった直後の2回も先頭の7番・石井に右越えのソロ被弾。またしても高めに浮いた真っ直ぐを痛打され3点目を失った。

　3回以降は安定した投球を見せたが、5回75球、2被弾含む4安打3失点、5奪三振1四球の内容で降板。援護したい打線だったが、日本ハムの先発・上沢の前に7回まで1得点。8回以降は宮西、杉浦に封じられた。

　田中将は2012年8月26日の日本ハム戦から日本ではシーズン28連勝中だったが、復帰戦で黒星を喫し連勝ストップ。あと1勝としていたNPB通算100勝は、次戦以降に持ち越しとなった。