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東北楽天ゴールデンイーグルス

楽天・石井監督と小山コーチは田中将大の投球をどう見た?

楽天・石井一久監督

○ 楽天 2 - 1 西武 ●
<5回戦・楽天生命パーク>

 楽天の田中将大が24日の西武戦に先発し、8年ぶりの本拠地・楽天生命パーク宮城での登板で、6回68球3安打1失点に抑え、日本復帰後初勝利とともにNPB通算100勝を達成した。試合後、石井一久監督、小山伸一郎投手コーチが田中の投球について振り返った。

 石井監督は今日の田中の投球に「出だしはそんなに良いなと思わなかったのですが、途中からバリエーションをちょっと増やしたピッチングをしていた。そこでもう一度エンジンがかかって、ピッチングというところではリズムに乗って行けたと思います」と評価。

 この日は6回、68球での降板となったが、石井監督は「球数も順調に少なく投げてくれましたけど、イニングまたぎを6回しましたし、あのへんが代わりどころかなと思ってリリーフに託しました」と明かした。

 一方、小山投手コーチは田中のピッチングに「上手くまとめたかなという印象ですね。全体的に真っ直ぐの状態はあまり良くなかったと思います。ただ、彼の能力で球数も少なくまとめてこれた理由として、今日は変化球が良かったのでこのような結果になったのかなと思います」と振り返った。

 この日の田中は3回に失点したが、4回以降は一人も走者を許さないピッチング。具体的にどこが良くなったのだろうかーー。

 小山コーチによると「前半は真っ直ぐの状態が良くなくて変化球が多めの投球になっていましたが、状態が上がってきた事もあり、後半に真っ直ぐの割合を多くしたことがいい結果に繋がったのではないかなと思います」と分析した。

 復帰2戦目で日本復帰後初勝利を手にした田中将大。次回以降どんな投球を見せるか非常に注目だ。

(取材・ニッポン放送アナウンサー洗川雄司)

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