ニュース 2021.04.26. 12:00

ロッテ・安田が本塁打を放つと負けない?2020年から公式戦10連勝中

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ロッテの安田尚憲

今季は本塁打を放つと4勝0敗1分


 ロッテの4番・安田尚憲が本塁打を放つと負けないーー。

 25日のソフトバンク戦では、3-0の5回二死二塁の場面で、安田が松本裕樹からバックスクリーン右に今季第5号2ランを放てば、ドラフト1位ルーキー・鈴木昭汰が7回途中2失点の好投、高卒3年目の山口航輝にも一発が飛び出すなど、若い選手たちの活躍が光り8-5で勝利した。

 今季安田が本塁打を放った試合を振り返ると、今季第1号を放った4月2日の日本ハム戦は16-4と大勝、4月7日のオリックス戦では4-2の7回に鈴木優から試合を決定づける第2号2ラン、4月16日のオリックス戦では0-1の7回に失点に繋がる失策を犯した直後の8回に値千金の第3号同点3ラン、4月21日の日本ハム戦は0-5の7回に第4号2ランを放ち、1点を追う9回に岡大海が本塁打を放ちサヨナラ勝ち。今季ここまで安田が本塁打を放った5試合は、1度も負けていない。

 特に4月21日の日本ハム戦は7回表終了時点で0-5という展開も、7回裏に安田が第4号2ランを放つと、この回3点を返し2点差に迫り、8回に中村奨吾の犠飛で1点差。4-5の9回二死一塁から岡大海が、逆転2ランを放ちサヨナラ勝ち。安田が本塁打を放つと、5点差をもひっくり返す大きな力がある。

▼ 2021年 4勝0敗1分
4月2日vs日本ハム(○16-4)
4月7日vsオリックス(○9-2)
4月16日vsオリックス(△3-3)
4月21日vs日本ハム(○6x-5)
4月25日vsソフトバンク(○8-5)

20年は本塁打を放つと6勝0敗


 このジンクスは今季だけでなく、昨季から続いている。昨季は第1号本塁打を放った7月7日の西武戦から6戦6勝。

 ソフトバンクと優勝争いを演じていた10月3日の西武戦では、3-3の7回に「外野フライを打てればいいと思って打席に入っていたので、それが最高の結果になった。勝負の決まる打席で結果が出てよかったなと思います」と森脇亮介から決勝3ランを放った。

▼ 2020年 6勝0敗
7月7日vs西武(○8-6)
7月18日vs日本ハム(○5-2)
7月28日vs楽天(○13x-12)
8月20日vsソフトバンク(○5x-4)
9月6日vsソフトバンク(○4-2)
10月3日vs西武(○6-3)

ファーム時代から勝利を呼び込む


 安田がプロ初本塁打を放った18年10月2日のソフトバンク戦は2-4で敗れたが、プロ通算第2号以降は1度も負けることなく現在公式戦10連勝中。

 ファームで腕を磨いていた時から安田が本塁打を放つと勝利することが多く、18年が9勝2敗1分、19本の本塁打を放ちイースタン・リーグ本塁打王に輝いた19年は14勝3敗2分だった。19年3月27日の日本ハムとの二軍戦では「ホームランを狙っていたわけではないですけど、最終回いい場面で回ってきたので打ててよかったです」とサヨナラ本塁打を放ったこともあった。

 一、二軍の公式戦を含めると、安田が本塁打を放つと19年9月3日の楽天二軍戦から13連勝中。こういった“ジンクス”はいつかは途切れるものだが、安田が本塁打を放った試合は、今後も数多く勝利していきたい。また、ひとつ注文をつけるとすれば、“4番・安田”が勝利を決める一発を放つ試合を増やして欲しいところだ。

▼ 安田が本塁打を放ったときの勝敗
【一軍】
18年:0勝1敗
20年:6勝0敗
21年:4勝0敗1分
通算:10勝1敗1分

【二軍】
18年:9勝2敗1分
19年:14勝3敗2分
通算:23勝5敗3分

※練習試合、オープン戦、クライマックスシリーズは含まない

文=岩下雄太

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