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谷繁氏が語る巨人・菅野が本来の投球ができなかった原因

巨人・菅野智之 (C) Kyodo News

● 巨人 2 - 3 中日 ○
<7回戦・東京ドーム>

 4月30日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-中日戦』で解説を務めた谷繁元信氏が、巨人のエース・菅野智之の投球について語った。

 2試合連続完投勝利中の菅野だったがこの日は、2回にビシエドのソロなどで2点を失うと、4回には高松渡に適時打を浴びた。毎回のように走者を背負う苦しいピッチングで、なかなか自分らしい投球をすることができなかった。

 谷繁氏は「コントロールが今日はちょっと悪いですね。修正できていないですね。少し修正しようとして、緩めに投げるんですよね。そこからカウントは取れるんですけど、今度勝負しにいこうとしたときに、ちょっと力むとばらけるんですよ」と話し、「菅野のいいフォーム、ワインドアップから足をあげてというところまでの形を思い出すと、ちょっとだけ左の肩が開いているなと気がするんです」と指摘。

 「足をあげたときの左肩の位置がいつもに比べて、ちょっと開いている。キャッチャーの方にちゃんと向かっていない感じがしますね。僕がもしキャッチャーだったら、そのあたりをアドバイスというか、話をするでしょうね」と続けた。

 「左肩が開くぶん、いつも狙っているところよりも、いつもと同じ感覚でリリースすると、どうしても右バッターのアウトコースにいくとどうしても開きが早いぶん、引っ掛けてしまう。思ったところよりも外れていく。ストライクを投げなきゃいけないという風になると、思ったところより甘くいく。今日はそういう感じですね」と菅野が本来の投球ができなかった原因について話していた。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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