ニュース 2021.07.18. 19:09

オリックスの新助っ人・スパークマンが入団会見 気になる今後の起用法は…?

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オリックスの新助っ人・スパークマン[画像提供=オリックス・バファローズ]

日本での楽しみは「ボンサイ」…山本由伸にも興味

 オリックスは18日、大阪市内の球団施設で、6月23日に獲得した新外国人投手、グレン・スパークマン(29)の入団記者会見を開いた。

 スパークマンは、米国出身で189センチ、97キロの右腕。2013年にドラフト20巡目でロイヤルズ入りし、MLB通算4勝14敗、防御率5.99の成績。今季はツインズ傘下の3Aで2試合に登板し、勝ち負けなしの防御率3.00。MLBでは登板52試合中26試合が先発で、180回1/3、被安打229、奪三振111、四死球65、被本塁打33。6月30日に来日し、入国者待機期間を経てチームに合流した。

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 昨季まで8年間、通算215試合に登板し49勝58敗34セーブを挙げたディクソンが、新型コロナウイルスの感染拡大で来日を断念したことを受けて補強。「一応、先発として考えている(福良淳一GM)」と、先発要員として獲得した。

 背番号「56」のユニホームに袖を通したスパークマンは、「先発でプレーすることを待ち望んでいたので、楽しみ。先発機会を作ってくれたオリックスに感謝したい。自分のやるべきことをやって、優勝に貢献したい」と抱負を述べた。

 持ち球は、直球にカーブ、スライダー、フォークボール、チェンジアップ。直球は「ブルペンで97マイル(約156キロ)、マウンドで94、5マイル」で、セールスポイントは「打者に向かっていく姿勢と、スライダーを中心に組み立てる配球」とのこと。曲がる大きさが違うスライダーが武器のようだ。

 日本野球については、昨季までオリックスに在籍したアルバースから「アジャストできるよう工夫が必要」というアドバイスを送られたという。気になる選手として挙げたのは、同僚となった山本由伸。こちらもアルバースから「若いが、先発でいい投手だと聞いている。会うのも、投球を見るのも楽しみ」と、若きエースとの対面を心待ちしていた。

 自宅庭のガーデニングなどが趣味で、日本での楽しみの一つが、「芸術的できれいだと聞いているボンサイ(盆栽)」との出会い。アウトドア派で、屋外にある芸術的なものには「時間を忘れて見る」という。愛称はスパーキー。「子供のころから呼ばれているので、気に入っている。日本でも呼んでほしい」とファンに呼びかけた。

 現在、首位を走るオリックス。残り56試合で、熾烈な優勝争いが予想される中、助っ人右腕にかかる比重は大きい。記者会見に同席した、横田昭作・国際渉外部長は「後半戦に向け、先発として期待している。夏場に投手陣が苦しくなる中で、フレッシュな状態でチームに貢献してほしい」と、大きな期待を寄せた。

 一方、中嶋聡監督は「球団は先発を期待しているが、まだ見ていないので言いようがない。(すぐに入れるような)うちの先発陣は甘くない」と、5月以降、実戦から遠ざかっているスパークマンの起用方法には慎重だった。

取材・文=北野正樹(きたの・まさき)

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