ニュース 2021.07.19. 11:00

安田、山口、佐藤…ロッテ、U-24の本塁打数はパ最多の16本

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ロッテ・安田尚憲

ロッテ、U-24はリーグトップの16本塁打


 ロッテは前半戦リーグ2位のチーム81本塁打を放ったが、1997年1月1日生まれ以降のU-24の選手だけで見ていくと、16本塁打でリーグトップだ。ロッテに次いで2位が14本塁打で西武、若手野手の台頭が目立つオリックスが8本塁打、日本ハムが5本塁打、楽天が2本塁打、ソフトバンクが1本塁打だった。

 なおセ・リーグでは多くのファンの皆様がご存知の通り、村上宗隆(ヤクルト)が26本、佐藤輝明(阪神)が20本、牧秀悟(DeNA)が12本と、1人で二桁本塁打を放つU-24の選手がおり、そういった面では、ロッテをはじめパ・リーグの若手打者たちの奮起に期待したいところだ。

▼ U-24のパ・リーグ本塁打数(1997年1月1日生まれ以降)
1位 16本 ロッテ(安田:6本、山口:4本、佐藤:3本、藤原:2本、高部:1本)
2位 14本 西武(愛斗:8本、若林:2本、ブランドン:2本、渡部:1本、柘植:1本)
3位 8本 オリックス(紅林:5本、太田椋:2本、来田:1本)
4位 5本 日本ハム(万波:3本、野村:1本、五十幡:1本)
5位 2本 楽天(黒川:1本、村林1本)
6位 1本 ソフトバンク(谷川原:1本)


安田、山口、佐藤…


 話をロッテのU-24の本塁打に戻すと、16本の内訳は安田尚憲が6本、山口航輝が4本、佐藤都志也が3本、藤原恭大が2本、高部瑛斗が1本となっている。

 開幕直後は4番を任されていた安田は4月終了時点で5本のアーチを描くも、5月以降は1本塁打と2カ月近く本塁打が出ていないものの、パ・リーグ6球団のU-24のなかでは8本塁打の愛斗(西武)に次いで2番目に多い本塁打の数だ。安田に対する期待値が大きいため物足りなく映るが、パ・リーグのU-24というくくりのなかでは結果を残している。ただ後半戦は開幕直後のように本塁打を放っていって欲しいところだ。

 昨季まで一軍でプレーしたことがなかった山口が安田に次ぐ4本塁打。長打力をさらに増やすため昨年11月に行われたフェニックスリーグからすり足気味で打つようになり、長打力がアップ。開幕一軍を掴むと、4月9日の西武戦でプロ初本塁打を放つなど、4月終了時点で4本塁打をマークした。確実性が課題で5月31日に一軍登録を抹消され、現在はファームで調整中。ちなみにロッテは昨年、パ・リーグで唯一25歳以下の右打者の本塁打がなかったが、山口がすでに4本の本塁打を放っている。

 大卒2年目の“打てる捕手”・佐藤都志也は、正捕手の田村龍弘、2番手捕手の柿沼友哉が離脱している間にスタメン出場の機会を増やし、『9番・捕手』で出場した5月30日の広島戦で今季初本塁打。『8番・捕手』で出場した6月4日のDeNA戦では第1打席に2ランを放つと、第5打席にもライトへ本塁打を放ち、1試合2本塁打を放った。6月23日に一軍登録抹消となったが、“打てる捕手”としての期待は大きいだけに、攻守に成長し正捕手・田村を脅かす存在になりたい。

 藤原は開幕一軍を掴むも極度の打撃不振で二軍落ち。2本の本塁打は7月3日の再昇格後に放ったもの。7月10日の日本ハム戦(ZOZOマリン)で、上沢直之から放った本塁打は、スタンド上段に飛び込み、打った瞬間にそれとわかる一発だった。再昇格後の打率は.400(35-10)と、チームに勢いをもたらす働きを見せた。7月のような打撃を後半戦以降も継続できれば、二桁本塁打にもかなり期待がもてる。それだけ、打席内での雰囲気、ワクワク感がある。

 ファームで打率.361をマークする高部瑛斗は、4月24日のソフトバンク戦でプロ初本塁打となる今季第1号2ランを放った。高部はアベレージヒッタータイプ。一軍で本塁打よりも、安打を量産していきたい。

 そのほかにも“代走のスペシャリスト”和田康士朗も“ワギータ”と呼ばれるようにフルスイングが魅力的で、二軍では11打席で2本の本塁打を放つ。一軍でも打席機会が増えれば、一発を打てる可能性を秘めた選手だ。福田光輝、平沢大河、茶谷健太、西巻賢二などもおり、後半戦に彼らが一軍で本塁打を放つかも注目だ。

文=岩下雄太

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