ニュース 2021.08.11. 06:44

オリックス、金メダルコンビの勢いで逃げ切りへ 中嶋監督「普通にやってくれれば」

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オリックス・中嶋聡監督[写真=北野正樹]

前半戦首位「緊張感の中でやってきた」


 7年ぶりの首位ターンで、13日からの後半戦(ロッテ戦・ZOZOマリン)を迎えるオリックス。25年ぶりの優勝に向け、頼りになるのが東京オリンピック(五輪)で金メダル獲得に貢献した吉田正尚、山本由伸の投打の主軸の存在だ。中嶋聡監督は「いい緊張感の中で金メダルをとったわけですから、そのままの勢いでやってほしい」と期待を込めた。

 前半戦で打率.343、出塁率.431、得点圏打率.417と各部門でリーグトップをマークした吉田正は、アウトカウントや走者の有無など、状況に応じた「臨機応変の打撃」でチームの勝利に貢献してきた。侍ジャパンでも、全5試合で「3番」を務め、打率.350で金メダル獲得に貢献した。

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 一方、山本も初戦のドミニカ共和国戦と、準決勝の韓国戦にいずれも先発。勝ち星こそ恵まれなかったが、2試合で11回1/3を自責点2、18奪三振、防御率1.59の好成績で、こちらは「右投手部門」のベストナインに輝いた。

 後半戦に向け、中嶋聡監督は2人の存在について「普通にやってくれればいい。いい緊張感の中で金メダルをとったのですから、その勢いのまま行ってほしい」と、普段通りのプレーに期待。心配される疲れについては「精神的な疲れは相当なもので、心配といえば心配」としながらも、「そのテンションというか、気持ちの張りは、逆にそのまま(後半戦に向けて)いけるのではないかと思う」と、大舞台での高揚感や、金メダル獲得という達成感を後半戦にも持ち込んでくれると、投打の両輪の自覚に思いをはせた。

 「(チームも前半戦)ある程度、上の方で戦っていけた。それも最近なかったことで、その緊張感の中でやってきた。チーム全体も、そんなテンションの中でやっていきたい」と中嶋監督。プレッシャーに負けなかったという意味では、金メダルを獲得した2人に劣らない戦いぶりを続けてきたチームへの手応えが、そこにはある。


取材・文・写真=北野正樹(きたの・まさき)
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