読売ジャイアンツ

里崎氏、巨人の二塁・吉川の記録に残らないミスに「どちらも…」

4回DeNA1死一、三塁、伊藤光の遊ゴロで併殺を狙った巨人の二塁手吉川(左奥)の送球が乱れて一塁手中島が捕球できず(C) Kyodo News

○ DeNA 4 - 1 巨人 ●
<17回戦 横浜>

 巨人のセカンド・吉川尚輝が“記録に残らない”ミスが失点につながってしまった。

 0-2の4回一死一、三塁から伊藤光が放った遊ゴロをショート・坂本勇人が二塁へ送球し、まずは1つアウトを奪うと、坂本から送球を受けたセカンド・吉川が一塁へ送球しダブルプレーでチェンジかと思われたが、吉川の送球がワンバウンドとなり一塁・中島が捕球できず三塁走者の生還を許してしまった。

 このプレーに『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA-巨人戦』で解説を務めた里崎智也氏は「坂本は丁寧に処理して一番投げやすいところに投げましたけど、吉川が焦ってアンツーカーに入るから入らないかくらいの手前で大きくワンバウンドしましたね。普通に投げていたらダブルプレーでしたよね」と解説。

 続く5回は一死満塁から宮崎敏郎が放ったゴロはセカンド・吉川へ。吉川が二塁へ送球し1つアウトを奪ったが、ショート・坂本が一塁へ送球するも一塁セーフに。この間に三塁走者の生還を許した。

 里崎氏は「今のはセカンドゴロ吉川がジャックルしましたよね。一瞬握り直してワンテンポ遅れたことで、ファースト間に合わなかったですね」と指摘。

 吉川の記録に残らない2つのミスに里崎氏は「痛いですよね。どちらもそんなに難しいプレーではないですからね」と話し、5回の二ゴロについては「バッテリーは狙ったようにやっているんですよね。宮崎は外を打たれているから初球高めを使って、外と見せかけて内ツーシームで詰まらせて4-6-3狙い通りじゃないですか。バッテリーは責められないですよね」と解説していた。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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