ニュース 2021.11.07. 18:21

オリックス・吉田正尚が打撃練習を再開 驚異の回復ぶりに「順調です」と笑顔

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打撃練習を始めたオリックス・吉田正尚〈写真=北野正樹〉

CSファイナルでの戦列復帰へ期待高まる


 オリックスの主砲・吉田正尚が7日、京セラドーム大阪で行われた全体練習で、本拠地のグラウンドでの打撃練習を再開した。死球による右手首骨折から36日目。10日から始まる「2021 パーソル クライマックスシリーズ パ」での戦列復帰を願うファンからは歓喜の声が上がった。

 バットを持った吉田正尚の姿を見つけた報道陣が色めき立った。アップ終了後、非公開でサインプレーの確認などが行われ、再び公開された練習で、そこにいたのが吉田正だった。

 ティー打撃の後、ジョーンズ、ラベロら外国人選手の組でケージ入り。打球を確かめるように軽打で約30スイング。スタンド入りはなかったが、ライナー性の鋭い打球も多かった。

 吉田正は10月2日のソフトバンク戦(京セラドーム大阪)で右手首に死球を受け、右尺骨を骨折。戦列を離れ、リハビリを続けていた。その後、11月3日の全体練習に参加、別メニューでキャッチボールや左翼守備に就いて、復帰に向けての調整を続けてきた。

 この間、10月21日の本拠地最終戦のセレモニーに選手会長として参加。27日に決まった25年ぶりのリーグ優勝時の記者会見では「チームの勝利が、いいリハビリになった。11月10日には何とか帰って来られるように、戦う準備をして戻りたい」と、CSでの早期復帰に照準を当てていた。

 主砲の打撃再開のニュースに、ツイッター上ではファンから「ホンマに人間か」「超人!!」「回復力 異次元すぎないか?」と回復ぶりに驚く声のほか、「復活はありがたいが、無理だけはしないで」「無理はなさらず。ネクストバッターズサークルに居るだけでよいので」など、ファンだからこその心配の声も。また、「トレーナーさん、奥様にほんまに感謝」と、裏方さんや内助の功に感謝の言葉もあふれた。

 練習終了後、取材に応じた吉田正は「順調です」と笑顔。今後、患部の状態を確かめながら、復帰に向けての最終判断を行うとみられるが、CSファイナルステージの相手は、最後の最後まで覇権を争った2位ロッテ。今季、10勝10敗5引き分けと五分の戦いを展開しただけに、主砲の打撃再開はオリックスにとってこのうえない朗報となった。


文・写真=北野正樹(きたの・まさき)


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