ニュース 2021.12.01. 17:59

東京ガスが接戦を制す!山口監督「若い力で勝てた」

<第92回都市対抗野球 1回戦>
○ 東京ガス(東京都) 3 ー 2 ミキハウス(八尾市)●

 東京ガスが接戦を制し、初戦を突破した。

 東京ガスは4回二死二塁から9番・北本一樹、続く1番・石川裕也の連続適時打、4番・地引雄貴がの適時内野安打で3点を先制。その裏、先発・益田武尚が「バッターのことを考えすぎてしまった。ストレートをはってくると思ってカウントを早めにとりたいと思い、置きにいきすぎてしまった」と2点を失ったが、初めての全国大会の場で自身最速の153kmを更新する好投を見せ、5回2失点と試合を作る。6回以降は三宮舜、宮谷陽介、臼井浩のリレーで1点を守り抜いた。

 試合後、益田投手は、「あまり緊張はなく、自分のピッチングを全力でやるだけと思ってマウンドに上がった」と振り返り、「バッターを見ながらマウンドに立つということができるようになってきたと思うので、次もまた投げる場面があれば、自分の全力が出せるように頑張りたい」と次回以降の登板に向けて意気込んだ。

 東京ガス・山口監督は、新人を初戦の先発投手に指名したことについて「新人で球威のあるボールを投げられるので、立ち上がりさえ乗り切れば行けると判断して益田武尚を先発に決めた」と明かし、「益田は、いまの力をすべて出し切ってくれたと思う。まずは5回まで2、3点でおさえられればと本人には伝えていたので、よくやってくれた。日本一を狙うためには、どこでどう勝つかというのも重要なので、若い力で勝てたのは、チームに勢いがついてよかったと思う」と益田の投球を褒めた。

 また、先制適時打を放った9番・北本一樹選手について、「チャンスには強いバッターなので、得点圏におけば北本はなんかやってくれるだろうと思って、一死からバントさせて北本につないだ」と北本への信頼を口にした。

 その北本は、「初めて東京ドームで野球をやり、球場の雰囲気が全然違ったので疲れた。自分が考えたように野球ができたのはよかった。バッティングは調子がよくて、ボールがよく見えていた」と今日の試合を振り返った。

(ニッポン放送ショウアップナイター)
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