巨人の高橋優貴は、チーム最多の11勝をマークしたが、140回2/3と規定投球回にわずかに届かなかった。
前半戦はリーグトップの9勝をマークし、エース・菅野智之、エース格として期待されたサンチェスが不安定の中、非常に頼りになる存在となった。
特に3、4月は5戦5勝で、防御率1.80と抜群の安定感を誇った。4月28日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-巨人戦』で解説を務めた野村弘樹氏は「昨年苦しみましたけど、これくらい投げられるピッチャーだと思っていた。考え方であったり、気持ちの持っていき方ですよね。精神的なもの。そこが強くなった部分は大きいと思います」と分析し、「マウンドでも落ち着きが見え始めましたよね。勝てているというのも、余裕があるのももちろんなんですけど、そういった意味で、マウンドのなかで冷静に勝負が出来始めたなという印象がありますね」と続けた。
7月4日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA-巨人戦』で解説を務めた真中満氏は「ジャイアンツの高橋投手は、菅野投手がなかなか状態が上がってこないなか、先発として投手陣を引っ張っていますよね」と評価した。
しかし、東京五輪明けの後半戦は、早いイニングでの降板が目立った。
8月17日のヤクルト戦では3回0/3を投げ5安打2失点で降板。同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-巨人戦』で解説を務めた野村弘樹氏は「そんなに打たれている感じはないんですけど、初回、2回、3回と先頭打者を出しているんですよね。重苦しいなかでの投球が続いていたので、結果的にこうなったのかなと見えますね」と振り返った。
試合前まで今季3試合に3勝、防御率0.45と抜群の相性を誇った9月10日の中日戦でも、5回途中5失点でノックアウト。同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-中日戦』で解説を務めた井端弘和氏は、高橋について「立ち上がりに先頭打者初球本塁打。あれを打たれてからストレートを投げにくくなって、変化球が多くなった気がします」と指摘し、「(中日打線を抑えていたときは)ある程度ボールもいっていたと思いますし、腕の振りでバッターがチェンジアップ、スクリュー系のボールに泳がされたり、打たされたりしていた。それ(チェンジアップ、スクリュー系)を意識するのでストレートに詰まるっていうパターンだったと思います。(この日は)投げる前に緩んだりとかというところで、打者が投げるくらいのところで変化球とわかっていたんじゃないかなというスイングですよね」と話していた。
さらに後半戦は中4、5日と登板間隔が短くなったりもした。来季は二桁勝利とともに、規定投球回に到達するような働きを見せたいところだ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
前半戦はリーグトップの9勝をマークし、エース・菅野智之、エース格として期待されたサンチェスが不安定の中、非常に頼りになる存在となった。
特に3、4月は5戦5勝で、防御率1.80と抜群の安定感を誇った。4月28日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-巨人戦』で解説を務めた野村弘樹氏は「昨年苦しみましたけど、これくらい投げられるピッチャーだと思っていた。考え方であったり、気持ちの持っていき方ですよね。精神的なもの。そこが強くなった部分は大きいと思います」と分析し、「マウンドでも落ち着きが見え始めましたよね。勝てているというのも、余裕があるのももちろんなんですけど、そういった意味で、マウンドのなかで冷静に勝負が出来始めたなという印象がありますね」と続けた。
7月4日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA-巨人戦』で解説を務めた真中満氏は「ジャイアンツの高橋投手は、菅野投手がなかなか状態が上がってこないなか、先発として投手陣を引っ張っていますよね」と評価した。
しかし、東京五輪明けの後半戦は、早いイニングでの降板が目立った。
8月17日のヤクルト戦では3回0/3を投げ5安打2失点で降板。同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-巨人戦』で解説を務めた野村弘樹氏は「そんなに打たれている感じはないんですけど、初回、2回、3回と先頭打者を出しているんですよね。重苦しいなかでの投球が続いていたので、結果的にこうなったのかなと見えますね」と振り返った。
試合前まで今季3試合に3勝、防御率0.45と抜群の相性を誇った9月10日の中日戦でも、5回途中5失点でノックアウト。同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-中日戦』で解説を務めた井端弘和氏は、高橋について「立ち上がりに先頭打者初球本塁打。あれを打たれてからストレートを投げにくくなって、変化球が多くなった気がします」と指摘し、「(中日打線を抑えていたときは)ある程度ボールもいっていたと思いますし、腕の振りでバッターがチェンジアップ、スクリュー系のボールに泳がされたり、打たされたりしていた。それ(チェンジアップ、スクリュー系)を意識するのでストレートに詰まるっていうパターンだったと思います。(この日は)投げる前に緩んだりとかというところで、打者が投げるくらいのところで変化球とわかっていたんじゃないかなというスイングですよね」と話していた。
さらに後半戦は中4、5日と登板間隔が短くなったりもした。来季は二桁勝利とともに、規定投球回に到達するような働きを見せたいところだ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)