ニュース 2021.12.17. 08:00

他球団も参考になる?ヤクルト・高津監督流“若手先発の起用法”

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ヤクルト・高津臣吾監督
 ヤクルトの奥川恭伸は、新人王こそ逃したが、プロ2年目の今季開幕から中10日の登板間隔で先発し、18試合・105イニングを投げて、9勝4敗、防御率3.26という成績を残した。

 シーズン後半に入ってからは抜群の安定感を披露し、優勝を争う大事な試合が続くなかで、高津監督は奥川の中10日を最後まで崩さなかった。

 13日に行われた『ニッポン放送ショウアップナイターカンファレンス2022』に登場した高津臣吾監督は「これは結構聞かれるんですけど、(登板間隔を詰めて登板させることは)正直あまり思わなかったですね。来年、再来年に年間25試合、28試合先発してほしいなと思いますけど、そういう年ではない。彼のローテーションをしっかり守ってあげたいなと思っていました」と、奥川の将来を考え、登板間隔を詰めるつもりはなかったそうだ。

 奥川だけでなく、オリックスとの日本シリーズ第2戦で完封勝利を挙げたサウスポーの高橋奎二も、中6日での先発は3度あったが、基本的には中7日以上間隔をあけての先発が多かった。3週連続での中6日の登板というのはなく、中6日で1度先発した後は、中7日や登録抹消という形をとった。

 “高津監督流先発投手マネジメント”で奥川、高橋が結果を残した。高津監督は「奥川であったり、高橋であったり、若いところが形になりつつある、なってきたかなというシーズンだと思います。最後は非常に2人が安定したピッチングをしてくれたので逃げきれましたし、日本シリーズでも戦えたんじゃないかなと思います」と2人の成長に目を細めた。

 ロッテの佐々木朗希もシーズン終盤に中6日の先発はあったが、基本的に登板後は1度登録を抹消し、中10日以上間隔を空けて登板させることがおおかった。ヤクルトやロッテのように、若い投手を中6日で先発ローテーションで回すのではなく、中7日以上間隔をあけて先発させることが今後は主流になっていくか注目だ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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