ニュース 2022.02.02. 19:47

オリックスのドラ1・椋木がブルペン入り 「実戦も入るので」と計算ずくの直球30球

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中嶋聡監督(右)らが見守る中、初めて投球を披露するドラフト1位の椋木蓮[写真=北野正樹]

中嶋監督&代表監督も見守るなかペース崩さず


 オリックスのドラフト1位右腕、椋木蓮(東北福祉大)が2日、春季キャンプで初めてブルペン入りした。直球のみを7、8割の力で30球。侍ジャパンの栗山英樹監督や中嶋聡監督ら首脳陣が見守るなか、「実戦も入るので、あまり飛ばさず少なめにした」と、新人離れした冷静な“デビュー”を果たした。

 「ブルペンに入って、プレート板に立つまではすごく緊張したが、投げ始めたら自分の投球が出来たと思う」と振り返った椋木。ストレートばかりを投げ込んだことについては「いろんな人から、焦りすぎないようにとアドバイスを受け、直球だけにした」という。

 球数についても「1か月間、やり切るためにも最初にあまり飛ばしても、実戦も入るので少なめにした」と、アピールする気持ちを抑え冷静な調整を心掛けたことを強調した。

 栗山監督がネット越しに後方から視察していたことは投げ終わってから気がついたという。背後から見守った中嶋監督についても「意識はしていなかった。今、いい球を投げてもそれがキャンプの中盤や終盤に出せないと。自分のことだけを気にしていた」というから、集中力も相当なものなのだろう。

 栗山監督は「さすがドラフト1位だな、というボールが来ていた」と評価。オリックスの高山郁夫投手コーチは「直球だけだったが、肘も柔らかいしスピン量もあって、いい真っ直ぐだと改めて感じた。チームのバランスもあるが、先発、中継ぎ両方で期待できるだけのボールはあると感じた」と、こちらも高い評価を与えた。

 椋木は「先発、抑えのどちらもが出来ると思っている。(チームの)足りないところで抜擢され、結果を残して定着していきたい。まずはキャンプで結果を残して開幕を一軍で迎えたい」と、評価にも浮かれることなく足元を見つめていた。


取材・文=北野正樹(きたの・まさき)

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