ニュース 2022.02.19. 18:54

元日本ハム・中村勝がオリックスキャンプに参加 中嶋監督「投げ過ぎと違うか…?」

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オリックスの春季キャンプにテスト生として参加した中村勝 [写真=北野正樹]

2010年のドラ1右腕がテスト生として参加


 オリックスの宮崎キャンプは19日が第5クールの初日。

 この日はかつて日本ハムでプレーをし、昨季はメキシカンリーグで活躍した中村勝投手(30)がテスト生として参加。初ブルペンで約50球を投げ込み、3年ぶりのNPB復帰にかける意気込みを示した。




 春日部共栄高から2010年のドラフト1位で日本ハムに入団。

 2014年にはシーズン8勝(2敗)を挙げたが、以降は苦しい戦いが続き、2019年限りで自由契約に。日本では10年間で通算15勝17敗と、大きな期待に応えることができなかった。

 それでも、2020年から豪州のリーグに参加すると、昨年はメキシコに戦いの舞台を移し、9試合で8勝を挙げる活躍。最優秀投手にも輝くなど、見事な復活を果たしている。



 室内練習場では、日本ハム時代の同僚であり同期入団であった増井浩俊と仲良くアップをするシーンも。

 ブルペンに入ると、「準備はしてきたので、不安はなかった」という言葉の通り、中嶋聡監督や今季からオリックスに加入した厚澤和幸投手コーチ、さらには福良淳一GMら、日本ハム時代からの旧知の首脳陣の前で48球を投げ込んだ。

 「思ったより投げ過ぎて、監督からは『投げ過ぎと違うか?』と声をかけてもらった」とのことで、「いろいろな人が見ている中、良い緊張感で力まずに投げることができた」と振り返りながら、「感覚をもっと上げていかないといけないと、良い意味で気が付けた」と収穫を語っている。


 日本を離れて2年間、海外リーグへと移ったことで、引き出しも増えた。

 「全体的にストレートの球速は上がり、それにつれてツーシームやパワーカーブなどの変化球も良くなった」と中村。

 つづけて、「力強さや、変化球の精度をしっかりとアピールしたい」と意気込みも口にした。


 このあとは20日に実戦的なフリー打撃に登板し、23日にはロッテとの練習試合にも登板の予定が。

 福良GMは「駐米スカウトからメキシコでの情報は入っていた。今日はツーシームをうまく投げていたし、全部ボールが動いていたのではないか」と海外のリーグで揉まれた経験を評価。

 今後については、「昔からブルペンより実戦タイプ。実戦でどういう投球をするかを見てから」とした。


取材・文=北野正樹(きたの・まさき)



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