○ 巨人 3 － 0 ソフトバンク ●
＜3回戦・東京ドーム＞　

2日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人－ソフトバンク戦』で解説を務めた若松勉氏が、巨人の小林誠司捕手のリードを評価した。

　この日大城卓三が一軍登録抹消となり、小林が5月27日の日本ハム戦以来となるスタメンマスクを被った。小林は、先発の菅野智之を初回から引っ張った。若松氏は2回を投げ終えた時点で、「初回はまっすぐで押していたんですけど、2回はスライダー系が多くなってきて、小林は考えながらサインを出していますよね」とコメント。

　さらに菅野が3回に柳田悠岐を三ゴロに打ち取った場面については「変化球待ちだなという感じで、アウトコースの球で三塁ゴロに抑えましたけど、このへんが小林のリードのうまさですよ」と絶賛した。

　小林はエース・菅野を8回、9回は守護神・大勢を無失点で、完封勝ちに導く好リード。菅野はヒーローインタビューで小林について「何百回も組んでいるので特に話し合いをすることなく、自然な流れでいいリードをしてくれたと思います」と振り返った。

（ニッポン放送ショウアップナイター）