ニュース 2022.10.25. 07:45

際立つオリックス・安達了一の存在感

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オリックス・安達
 オリックス・安達了一は、ヤクルトとの日本シリーズ第2戦で存在感の高さが際立った。

 第1戦に出場のなかった安達は第2戦に『1番・二塁』で出場。初回の第1打席、見逃し三振に倒れたが、ファウルで粘るなどヤクルト先発・サイスニードに8球を投げさせた。

 23日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 日本シリーズ第2戦 ヤクルト-オリックス』でスペシャルゲスト解説を務めた工藤公康氏は「1番を打っている人は初球から打つことは結構ある。安達くんも初球から打つケースもあるんですけど、どれだけピッチャーの球を他のバッターを含めて見せるかというのが、1番はすごく大事なんですよ」と評価した。

 1-0の3回一死一塁の第2打席は、インコースのストレートをライト前に運びチャンスを広げた。工藤氏は「インサイドにきたら多少詰まってでもいいからライトに、きっちり運ぶ。それでチャンスを広げる役割を担っているバッター。そういう意味での読み、バッティング技術は僕ら(ソフトバンク監督時代)も散々ライトに打たれて、繋がれたりしましたけど、彼の調子が良い時はいやでしたね」と賛辞。

 安達は2-0の5回の第3打席も一塁線を破る二塁打を放ち、杉本裕太郎の内野安打で3点目のホームを踏むと、6回の第4打席で四球、11回の第6打席で犠打と内容のある打席が多かった。

 第3戦〜第5戦は本拠地・京セラD大阪ドームに戻って戦う。第3戦以降も持ち味を発揮し、オリックスファンを喜ばせて欲しい。

(ニッポン放送ショウアップナイター)
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