ニュース 2022.11.05. 19:33

村上がDH、牧が一塁、中野が二塁…侍ジャパン・栗山監督「今のうちに経験をして…」

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侍ジャパン・栗山英樹監督
【侍ジャパンシリーズ2022】
○ 侍ジャパン 5 ― 4 日本ハム ●
<11月5日 東京ドーム>

 侍ジャパンの栗山英樹監督は5日、日本ハムとの強化試合後に野手陣の起用法について語った。

 DeNAでセカンドを守る牧秀悟がファースト、ヤクルトでサードを守る村上宗隆が指名打者、阪神でショートを守る中野拓夢がセカンドなど、チームとは異なるポジションで出場する選手もいた。

 栗山監督は「いろんな状況、体の状態を考えながら村上選手にもDH慣れていないというのはわかっていた。WBCになったときにいろんなことがおこる。全ての経験をしておきながら、「これ(ポジションを)初めて経験した、うまくいかないんですよ」、そんなことを言っている場合じゃない。どういう状況でも結果を出さないといけない。今のうちに経験をしてもらうところは、してもらいたいという思いでした」とチームとは異なるポジションで出場させた意図について説明した。

 『4番・指名打者』で出場し、6回の第3打席に本塁打を放った村上は「とにかくチームを勝たせることを僕自身一番思っているので、どんな打順、守備位置でもいつでもいけるんだという準備をしている。とにかくチームに必要とされて勝たせられる選手になりたい」と、どんな役割でもこなす覚悟を示した。

(取材=ニッポン放送アナウンサー・洗川雄司)
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