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木澤、入江、高橋宏…今季投手に多かった“2年目のブレイク”

ヤクルト・木澤尚文

 1年目から活躍した栗林良吏(広島)、森浦大輔(広島)、伊藤将司(阪神)、伊藤大海(日本ハム)らは、2年目の今季も変わらず素晴らしい働きを見せたが、1年目は悔しい結果に終わるも2年目の今季ブレイクした投手も多かった。

 木澤尚文(ヤクルト)がその一人。ドラフト1位でプロ入りした昨季は、一軍登板がなく、ファームでも22試合に登板して、2勝8敗、防御率6.07、同年のフェニックス・リーグでは5回途中15失点と悔しいプロ1年目だった。2年目の今季は開幕一軍入りを果たすと、ビハインドゲームでのロングリリーフ、時には勝ちパターンを任されるなど、55試合・70回1/3を投げ、9勝3敗8ホールド、防御率2.94と、リーグ連覇に大きく貢献した。

 9月20日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-巨人戦』で解説を務めた真中満氏は「木澤のカット系のスライダーが非常に良いですよね。曲がりは小さいけど、キレがあるのでバットの芯を確実に外しますよね」と評価。

 即戦力ルーキーとして期待されたプロ1年目の昨季はわずか4試合にととどまった入江大生(DeNA)も2年目の今季、57試合に登板して、5勝1敗10ホールド、防御率3.00と飛躍の1年となった。

 8月17日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA-巨人戦』で解説を務めた江本孟紀氏は「こういう球を投げるピッチャーがいるといいですよね。どうやってこの後、使っていくか。中継ぎだけじゃもったいない」とコメント。さらに江本氏は「あれだけのストレート投げた後、フォークもバッターはタイミングが取れませんよ」とフォークについても絶賛した。

 同じく20年ドラフト1位組では高橋宏斗(中日)は、2年目の今季一軍に定着した。昨季は一軍登板がなかったが、今季は19試合・116回2/3を投げ、6勝7敗、防御率は2.47、奪三振数はリーグ3位の134個をマークした。

 8月25日の巨人戦で解説を務めた宮本和知氏は「いいピッチャーですよね。ドラゴンズが大事に育てるピッチャー。まだまだ伸びしろがあるでしょうし、将来ドラゴンズのエースになる風格がありますね」(ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-中日)と期待を寄せた。

 そのほかにも阿部翔太(オリックス)、宇田川優希(オリックス)、水上由伸(西武)、平内龍太(巨人)、山﨑伊織(巨人)らも2年目のブレイクを果たしたといっていいだろう。特に宇田川と水上は育成でプロ入りし、水上は今季最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した。

▼ 2年目にブレイクした主な選手たちの成績
<投手>
木澤尚文(ヤクルト)
1年目:一軍登板なし
2年目:55試 9勝3敗8H0S 防2.94

入江大生(DeNA)
1年目:4試 0勝4敗0H0S 防7.85
2年目:57試 5勝1敗10H0S 防3.00

平内龍太(巨人)
1年目:3試 0勝1敗0H0S 防14.40
2年目:53試 4勝4敗13H0S 防4.32

山﨑伊織(巨人)
1年目:一軍登板なし
2年目:20試 5勝5敗1H0S 防3.14

高橋宏斗(中日)
1年目:一軍登板なし
2年目:19試 6勝7敗0H0S 防2.47

阿部翔太(オリックス)
1年目:4試 0勝0敗0H0S 防7.36
2年目:44試 1勝0敗22H3S 防0.61

宇田川優希(オリックス)
1年目:一軍登板なし
2年目:19試 2勝1敗3H0S 防0.81

佐々木健(西武)
1年目:5試 0勝0敗0H0S 防8.31
2年目:37試 3勝0敗5H0S 防3.03

水上由伸(西武)
1年目:29試 0勝1敗4H0S 防2.33
2年目:60試 4勝4敗31H1S 防1.77

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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