東京ヤクルトスワローズ

チームトップタイの9勝 リーグ連覇に貢献したヤクルト・サイスニード

ヤクルトのサイスニード=神宮(C)Kyodo News

 ヤクルトのサイスニードは2年目の今季、チームトップタイ9勝を挙げリーグ優勝に貢献した。

 サイスニードは規定投球回に届かなかったものの、小川泰弘に次ぐ132回1/3を投げた。7回を1失点に抑えた7月2日のDeNA戦で解説を務めた大矢明彦氏は「1本ホームランを打たれましたけど、よかったと思いますね。ボールもよく動いていたし、リズムもよかった。四球もありませんでしたもんね。自分の持ち味を出したと思いますね」(ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-DeNA戦)と評価した。

 特にリーグ優勝の9月は、10日の広島戦で3回途中9失点(自責は1)で降板したが、そのほかの3試合はいずれもクオリティ・スタートをクリアするなど4試合・23回2/3を投げて、2勝1敗、防御率1.14だった。

 降雨の影響で1時間30分試合開始が遅れた9月24日のDeNA戦では「常に集中して自分のゲームプランを持って、体を動かして、ゲームにちゃんと入れるように体もメンタルも準備していました」と、全くペースを乱すことなく7回1失点に抑え、9勝目を手にした。

 日本シリーズは2試合に先発し、0勝1敗、防御率3.12だったが、1年通して先発の役割を果たした。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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